トヨタは、カローラシリーズに新しいコンパクトSUV「カローラ クロス」を追加して、7月9日にタイで世界初公開し、販売を開始した。なお、導入国は順次拡大される予定となっている。
今回追加された「カローラ クロス」は、「COROLLA MEETS SUV」をキーワードに、カスタマーの期待を超える「車格感(力強さを感じさせる外観)」+「ユーティリティ(使い勝手の良さ)」の両立を目指して開発された新しいSUV。
TNGA(Toyota New Global Architecture)プラットフォーム(GA-C)を採用し、高い走行性能、快適な乗り心地、静粛性を実現しているほか、ゆとりのあるキャビン、乗降性の良さ、クラストップレベルのラゲージスペース、カローラシリーズから引き継いだ安全装備により、「快適・便利・安心」を追求したクルマに仕上げられている。
タイでの世界初公開に際して、開発責任者の亀山大三氏は、「カローラ クロスは、カローラの『新しい家族』であり、お客様にとっても、時には友人、時には相棒、時には兄弟・姉妹と、まさに家族のような存在になりたいと考えています。大切な人、荷物、未来も、全てを載せて、カローラ クロスでお客様の新しいストーリーを作るお手伝いができればと願っています」とコメントした。
【「カローラ クロス」の主な特徴】
<全体>
- クルマの骨格には、TNGAプラットフォーム(GA-C)を採用
- 新型トーションビームサスペンションによる安定したフラットな走り
- 広い居住空間とクラストップレベルのラゲージスペースを実現
<エクステリア>
- 力強さの中に、艶やかな質感・洗練された気品ある外観
- スペースと車格を感じる伸びやかなサイドビュー
- 堂々として力強い、フロント、リヤの構え
- 力強いFRフェンダー造形で、アクティブな雰囲気を演出
- RRフェンダーとキャビンとのコントラストにより、堂々としたスタンスを表現
<インテリア>
- 快適な空間
- 見晴らしの良い空間と、ゆとりあるヘッドクリアランス
- クラストップレベルの荷室容量[487L/440L(パンク修理キット/テンパータイヤ搭載時の容量)]
- 利便性の確保
- ラゲージへのアクセスの良い高さ
- 子どもを抱えての乗降を想定した、後席への広い開口
<運動性能>
- 高い操作性
- 高いアイポイントによりブラインドスポットを低減し、広い視界を実現
- クラストップレベルの最小回転半径(5.2m)による取り回しの良さ
- 走りと乗り心地の両立
- 新型トーションビームサスペンションと、大型で柔らかいブッシュを採用することで、全席での快適な乗り心地を実現
<安全装備>
- カローラシリーズの安全装備を引き継いている
<環境性能>
- ボディの軽量化により、ガソリンモデルにおいても低燃費を実現(NEDCモード燃費:ハイブリッドモデル98g/km、4.3L/100km、ガソリンモデル150g/km、6.5L/100km(タイ仕様)
- ハイブリッドモデルとともに、クラストップレベルの環境性能を実現