ブリヂストンタイヤジャパン、社名を「ブリヂストンタイヤソリューションジャパン」へ変更

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ブリヂストンは、自社グループ会社であるブリヂストンタイヤジャパン株式会社(BTJ)の社名を、2020年10月1日付でブリヂストンタイヤソリューションジャパン株式会社(BTSJ)に変更することを発表した。

 

ブリヂストンは、今回の社名変更について、BTJでは、タイヤを中心とした卸販売機能を担っており、「成長事業」であるソリューション事業の展開を加速すべく、BTSJへ社名を変更、「コア事業」である卸販売事業と「成長事業」であるソリューション事業の2つのビジネスユニットに再編すると説明している。

 

また、基盤となる卸販売事業で断トツのブランド力・商品・サービスネットワークを活かした収益性・効率性の向上を実現しつつ、新設するソリューション事業では、自社独自のビジネスプラットフォーム「Bridgestone Tire and Diversified Products as a Solution (Bridgestone T&DPaaS)」の展開を加速、新たな価値共創パートナーと共に最終顧客に直接つながるサステナブルなソリューション事業を創造していくと述べている。

 

<2021年1月のBTSJの本格稼働後に実行化を予定している主な取り組み>

◆生産財系(主にBtoB向け商品・ビジネスモデル)
ブリヂストンのグループ会社で、欧州におけるフリートソリューション事業のリーディングカンパニーであるWebfleet Solutions(オランダ)と連携し、サブスクリプションモデルベースのフリートソリューションを運送事業者などへ提供する。

※フリートソリューション事業とは、車両の運行状況に関する様々なデータの管理・提供を通じて、輸送オペレーションを支え、ドライバーや運送事業者の安全性・効率性・生産性の向上に貢献する事業。

 

◆消費財系(主にBtoC向け商品・ビジネスモデル)
最終顧客に直接つながるサブスクリプションモデルを含めたプレミアムEコマース事業を展開、強化する。また、CASEやMaaSに象徴されるモビリティの進化を支え、MaaSオペレーションとオープンに繋がりシステム価値を提供する、「MaaSソリューション」など、新しいビジネスモデルの開発・実証活動を推進する。

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