今年上半期、もっとも売れた輸入車はミニ

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日本自動車輸入組合(JAIA)は7月6日、2020年6月度の輸入車新規登録台数(速報)を発表した。

新型コロナウイルスの影響もあり、国産車(登録車)も前年比26%減となるなど、6月の新車市場は全体に落ち込んだが、輸入車も同様で6月の外国メーカー車の輸入新規登録台数は2万1252台で前年同月に比べ31.9%減と大きく減少。また1月からの累計は11万4380台で、23.2%の減少となった。

主要ブランドの6月の新規登録台数は、メルセデスベンツが4611台でトップも前年同月比25.7%減。2位はBMWの3220台で同36.8%減、3位はフォルクスワーゲンで2752台(42.5%減)、4位はアウディで1822台(25.6%減)と、いずれも前年を下回った。

一方、今年上半期(1-6月)のモデル別順位は、BMWミニが8472台でトップ。半期の実績では16年下半期(7-12月)にVWゴルフを逆転して以来、8期連続でトップを堅持している。

2位はゴルフで5792台、3位はメルセデス・Aクラスで5547台で、上位3台の顔ぶれは19年下半期と変わらないが、4位にはデリバリーが開始されたばかりのVW・T-クロスが4865台で入り、コンパクトSUV人気の高さを証明する結果となった。