ダイハツ、新型小型商用車「グランマックス カーゴ/トラック」を発売

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ダイハツ工業は6月22日、新型小型商用車「グランマックス カーゴ」「グランマックス トラック」を9月4 日から全国一斉に発売すると発表した。

 

今回発売するグランマックス カーゴ、グランマックス トラックは、1.5Lの新開発エンジン(2NR-VE)を搭載。可変バルブタイミング機構「Dual DVVT」を採用して、優れた燃費性能と高い走行性能を実現したほか、前席下にエンジンを配置するフロントミッドシップレイアウトとしたことで、理想的な前後重量配分とし、高速域やカーブでも高い走行安定性を実現している。

 

また、グランマックス カーゴで750kg、グランマックス トラックで800kgの積載力を持ち、最小回転半径4.9mでの取り回しのしやすさ、フロントピラーの傾斜を立てることでヘッドクリアランスを創出したことによる余裕のある運転スペースの確保などを実現している。またオーバーハングの短いボディ形状により、前方左右の広い視界を確保したほか、425mmの低いステップ高により、スムーズな乗り降りが可能となったほか、フラットで広い足元スペースとインパネセンターシフトにより、助手席へのスムーズな移動や乗り降りも可能となった。

 

さらに、グランマックス カーゴは、床面地上高620mmの低床フロアと広いバックドア開口部により、荷室への荷物積み下ろしのしやすさを実現したほか、ドア開口幅790mmの両側スライドドアにより、狭い場所でも荷物の積み下ろしが可能となっている。また、最大荷室長2.045mm(2名乗車時)を実現し、スクエアな空間を採用して多彩な積載が可能となっている。

 

 

グランマックス トラックは、荷台フロア長は2.480mmのスクエアでフラットな荷台スペースを確保したほか、アオリ高は360mmとして、20個設定したロープフックによって、しっかりと荷物を固定することが可能となっている。

 

 

安全装備は、新開発のステレオカメラを採用し、夜間の歩行者にも対応する衝突回避支援ブレーキ機能や、ペダルを踏み間違えた際の急発進を抑制するブレーキ制御付誤発進抑制機能(AT車)、車線逸脱警報機能、先行車発進お知らせ機能、オートハイビームの6つの機能を備えた予防安全機能「スマートアシスト」を搭載している。

 

グランマックス カーゴ、グランマックス トラックは、インドネシアの現地法人であるアストラ・ダイハツ・モーター社で生産し、日本に輸出、販売する商品で、ダイハツが日本で販売する商品としては初の海外生産車となる。現在インドネシアでは、「グランマックス ミニバス」「グランマックス ピックアップ」として販売しているが、今回日本で発売する新型車には、新開発の1.5Lエンジンの搭載やスマートアシストの採用など、日本市場への対応のため、大幅な改良を実施している。

 

<価格(消費税込)>

  • カーゴ:197万5000円~234万7000円
  • トラック:178万7000円~212万9000円
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