トヨタ自動車は、「タウンエース」のマイナーチェンジを実施し、全国のトヨタ車両販売店を通じて9月4日より発売する。
今回のマイナーチェンジでは、小型商用車のために新たに開発した1.5Lの2NR-VEガソリンエンジンを搭載。燃焼効率の向上とエンジン内部のフリクション低減などを図り、優れた低燃費と低排出ガス性能を実現し、燃費ではアイドリングストップ機能もあわせ、WLTCモードで、バン（2WD・5速マニュアル）は12.6km/L、トラック（2WD・5速マニュアル）は12.9km/Lとして、従来型と比べ約20％向上したほか、「平成30年基準排出ガス50％低減レベル」を達成している。
また、夜間の歩行者や昼間の自転車運転者も検知する衝突警報機能／衝突回避支援ブレーキ機能や、駐車場などでアクセルとブレーキペダルを踏み間違えた時に、急発進を抑制する誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、先行車発進お知らせ機能、オートハイビームをパッケージとした衝突回避支援システム「スマートアシスト」を搭載した。
さらに、運転手の視界を明るくサポートするLEDヘッドランプ（マニュアルレベリング機能付）、視認性が高いLEDランプをリヤコンビネーションランプに採用している。
あわせて、TECS（メーカー完成特装車）についても、ベース車と同様の改良を施すとともに、新たに冷凍車を設定。冷却能力が－5℃までの中温冷凍車と、＋5℃までのクーリング車の2種類を用意している。
＜価格（消費税込）＞
- バン：181万9000円～234万7000円
- トラック：167万7000円～212万9000円
- TECS：211万7000円～362万5000円
