ミニバンキャンパーの展示ブース

2020年のトレンド ミニバンキャンパー&小型バンコン

レジャー キャンピングカー

アウトランダーPHEV E:POP
メーカー: 西尾張三菱自動車販売

アウトランダーPHEV E:POPの外観

日常使いもできるSUVが週末にはレジャーキャンパーに

アウトランダーPHEVをベースに、ポップアップルーフを実現した「アウトランダーPHEV E:POP」。ベースのアウトランダーPHEVは、メイン動力を電気でまかなうEV車であるが、12kWhという大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載し、電気がなくなればエンジンで充電できるというところにこのクルマの特徴がある。

西尾張三菱自動車販売が製作するアウトランダーPHEV E:POPは、そのPHEV車をベースに、ポップアップルーフを架装し、4名の就寝定員(乗車定員は5名)を確保している。

リチウムイオン電池が空の状態になっても、エンジンをかければ3リッター程度の燃料消費で満充電になり、ドライヤー、コーヒーメーカー、ホットプレート、炊飯器などの使用が可能。車中泊はおろかキャンプにも絶大な威力を発揮する。

 

セドナ レイクサイド
メーカー: セドナバンライフ・プロジェクト

セドナ・レイクサイドの室内

自分の好みでアレンジしていく楽しみがあるバンライフがテーマ

忙しい都市生活から抜け出し、バン1台に必要最低限の荷物を詰め込んで自由に生活するバンライフという遊び方が日本でも定着してきている。もともとは欧米の若者を中心に広がってきたライフスタイルで、話題性のあるファッションとしても注目されているが、基本にはエコロジー文化への親近感がベースになっている。

セドナでは、この「バンライフ」を謳う車両に関して乗車定員や就寝定員の異なるいくつかのバリエーションを展開しているが、この「レイクサイド」といわれるシリーズでは、文字通り「湖のほとり」をイメージした内装デザインを採用。室内エリアのシートを取り払い、広々とした空間と荷室スペースを実現している。

左スライドドアを開けると、折り畳み式の延長テーブルの使用も可能。右側のキッチンスペースには、シンクとフォーセットを配し、運転席後ろには40リットルの冷蔵庫を標準装備して、室内空間の利便性も追求している。乗車定員は3名。

セドナ・タイプIIIの展示

こちらはセドナ・タイプIII

 

MR バンテック新潟創業30周年記念車
メーカー: Van Revo(バンテック新潟)

MRの外観

見た目はミニバンで、運転もいつも通り

バンレボ(バンテック新潟)の「MR」シリーズは、コンパクトな小型自動車枠に収まる5ナンバーサイズのミニバンをベースにした車中泊仕様車。

トヨタ・エクスファイア、ノア、ヴォクシーなどのベース車を取り揃えているが、先の「ジャパンキャンピングカーショー」では、ベバスト製FFヒーター、2000Wの出力を誇るインバーターシステム、電子レンジ、シャワーフォーセット付シンクなどを標準装備したフラッグシップのMRを用意し、「創業30周年記念車」バージョンを展示している。

MRの車室内

車室内には便利な家電類も装備

全長4695mm、全幅1695mm、全高1850mm。乗車定員5名。就寝定員5名。

 

デリカD:5クルーズ
メーカー: ケイワークス

デリカ D:5クルーズの外観

スライドドア+4駆で根強いファンが多いデリカD:5がベース

ケイワークスの看板商品の一つとなった「デリカD:5クルーズ」。

4WDの特徴を生かし、タフなボディ剛性による悪路走破性、走行安定性に優れたデリカD:5をベースに、ポップアップルーフ(オプション)を架装することで、上下4人就寝を実現。車中泊車としては申し分のない機能を備えた車となっている。

デリカD:5クルーズの車室内

室内では対面でくつろぐことができる

ワイルドな悪路でもジェントルな乗り味でこなしていくところにこの車の特徴があり、それが理由で、硬派のミニバンキャンパーとして不動の人気を獲得している。

全長4730mm、全幅1795mm、全高1870mm。乗車定員7名。就寝定員(2~4名)。

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