独VW、自動車デザイナーを対象に「2050年のID.3」のデザイン・コンペティションをインスタグラムで実施

業界ニュース

独フォルクスワーゲンは、「ワールドデザインデー」である4月27日、フォルクスワーゲン グループ チーフ デザイナーであるクラウス ビショフ氏が、Instagram @ volkswagen_deでのコンぺティションへの参加を呼び掛けたことを公表した。 募集される提案は「2050年のD.3」で、コンペティションは、プロ、そして将来有望な自動車デザイナーを対象に行われると述べている。

 

「ワールドデザインデー」は、国際デザイン会議(International Council of Design = ico-D)の50周年を記念して1995年に開始され、世界中のデザイナーが、人々と環境のための新しい革新的なソリューションを、デザインを通して見つけるのを奨励することを目的としている。

 

具体的には、応募するデザイナーは、今後4週間、自身のデザインをInstagramプロフィールにアップロードし、ハッシュタグ#VolkswagenDesign2050にタグ付けすることで自動的にコンペティションに参加することが可能となっている。その後、クラウス ビショフ氏が、Instagramで公開されているデザイン案の中から個人的に気に入った3点を選び、そのデザイナーをウォルフスブルグに招待し、 優勝したデザインは、1:4スケールで3Dプリントされ、優勝者に渡されると述べている。

 

クラウス ビショフ氏は、「印象的なデザインコミュニティは過去数年間にわたりソーシャルメディアで発展してきました。このコンペティションを通して、才能ある人々との対話を始めることができればと願っています。私たちは、このテーマに関心を持つすべてのデザイナーにプラットフォームを提供したいと考えています。このコンペティションは、自らチャンスを掴むことを目指すすべての人にとって絶好の機会です。」と述べた。

Tagged