アイシングループの関連子会社である光南工業は、日本水素ステーションネットワーク合同会社(JHyM)と共同で、愛知県刈谷市に水素ステーションを開設することを決定し、2021年4月の開業を目指して準備を進めていることを公表した。
光南工業は、石油・ガスのエネルギー販売とアイシングループのガスヒートポンプエアコン(GHP)の空調工事・機器販売を軸として事業を展開しており、今回の水素ステーション開設を機に、将来のエネルギーの脱炭素化を視野に入れ、石油由来からクリーンなエネルギーへの転換を推進する事業への参入を進めていくと述べている。
また、アイシングループと刈谷市に本社を置くトヨタグループ各社は、エネルギー使用の削減と水素を中心としたクリーンエネルギーの活用を進めるため、従業員の通勤バスとして燃料電池バス(SORA)の導入を検討していると述べた。
【水素ステーション 概要】
- 名称:光南刈谷水素ステーション(仮称)
- 開業時期:2021年4月
- 所在地:愛知県刈谷市昭和町2頭目18番地
- 設備仕様:オフサイト式の定置型ステーション/充填能力 300Nm3/時間/重点時間 82Mps/ドライブルー洗車機設置