いすゞは、4月10日、藤沢工場(神奈川県藤沢市)の製造系職場に勤務する従業員が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと公表した。今回新たに感染が判明したのは30代男性社員(以下、従業員A)と40代男性社員(以下、従業員B)の2名。
いすゞは、従業員Aについて、4月3日夜に発熱し、医療機関にて風邪との診断を受け自宅療養していたが、その後も症状が回復しないため4月10日にPCR検査を実施、同日夕刻に陽性であることが判明し、4月11日より藤沢市内の医療機関に入院中であると説明した。
また、従業員Bについては、4月3日夜に発熱し、医療機関にて風邪との診断を受け自宅療養していたが、その後も症状が回復しないため4月9日にPCR検査を実施、4月10日夕刻に陽性であることが判明し、同日より茅ヶ崎市内の医療機関に入院中であると述べている。
いすゞは、従業員A、従業員Bともに、4月3日を最後に出社していないが、従業員A、従業員Bはそれぞれ異なる職場で勤務しており、相互の接触は無いことを確認していると述べ、両名の行動履歴から濃厚接触者と疑われる従業員を特定のうえ、自宅待機を命じたほか、職場や共用施設の消毒作業を実施したと説明した。
いすゞは、複数の新型コロナウイルス感染者が確認されたことを受け、緊急事態宣言が発出されている状況下、慎重を期し、4月13日から4月17日までの5日間、藤沢工場の稼働を停止し範囲を拡大して消毒作業を実施するとともに、感染拡大防止施策の追加ならびに再徹底を行うと述べた。