独アウディ、新型コロナウイルス危機に対して、社会の連帯向上を目的としたコンサートをボディ鋼板プレス工場で開催

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独アウディは、今回の新型コロナウイルス危機に対して、人気ヴァイオリニストであり、アウディサマーコンサートの芸術監督を務めるリサ バティアシュヴィリと他の著名ミュージシャンが、4月14日(日本時間15日)、アウディのプレス工場で社会の連携を呼びかけることを目的としたコンサートを開催するのに加え、本拠地における国内および国際的な人道的活動を支援するために、500万ユーロを寄付したと発表した。なお、上記コンサートは、国際的な活動「#AudiTogether」の一環として実施する。

 

アウディは、今回のコンサートでは、聴衆は入れず、ステージも作らずに、小グループのミュージシャンが、巨大なプレス装置を隔てて座り、ライブストリーミング用のカメラのみが、そのパフォーマンスを撮影し、視聴者が、アウディ生産施設の舞台裏を垣間見ることができるライブコンサートを実施すると説明している。

 

アウディサマーコンサートのメインヴァイオリニスト兼芸術監督であるリサ バティアシュヴィリは、「音楽は、国境を越えて人々を結びつけます。私たちは、このメッセージをアウディの本拠地から発信して、数多くの人々に未来への希望と喜びの瞬間を提供したい思っています。この非常にユニークな場所でライブコンサートを行い、それを視聴者の方々とデジタルで共有することで、私たちは新しい視点を切り開いていきます」とコメントした。

 

<出演者とプログラム>

ミュンヘン在住のヴァイオリニスト、リサ バティアシュヴィリが、彼女の夫であり、有名なオーボエ奏者のフランソワ ルルーとともに、4月14日午後8時(中央ヨーロッパ標準時、日本時間4月15日午前3時)からステージに登場。他の演奏者は、著名チェリストのマクシミリアン ホルヌング、彼のパートナーであり、ドイツ室内フィルハーモニー管弦楽団(ドイツ カンマーフィルハーモニー ブレーメン)のコンサートマスターを務めるヴァイオリニストのサラ クリスチャン、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団のソロヴィオラ奏者のヤノ リスボア。プログラムは、ルートヴィヒ ヴァン ベートーヴェン、ヨハン ゼバスティアン バッハ、ゲオルク フリードリヒ ヘンデル、ヴォルフガング アマデウス モーツァルトの作品から構成されている。プログラムの司会者は、アレクサンダー マッツァ。

 

<ウェブ ストリーミングサービス>

コンサートは、www.audi.com、YouTube(@Audi)、Facebook(@Audi.AG)、Twitter(@AudiOffical)で、4月14日午後8時(中央ヨーロッパ標準時、日本時間4月15日午前3時)からライブで公開される。ライブストリーミングはwww.audimedia.tvで視聴可能。また、Smart TV経由でAudi MediaTVアプリも利用可能。コンサート終了後は、www.audimedia.tvで録画バージョンを視聴することも可能となっている。

 

 

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