［トヨタ］ヤリス──アスリートのような躍動感あふれるスタイル
フルモデルチェンジを機にプラットフォームから刷新し、軽量かつ高剛性、低重心のボディを手に入れ、優れた操縦安定性と上質な乗り心地を両立させた。合わせてエクステリアデザインは、低く躍動感あふれるものになった。
パワーユニットはガソリン（1.0リッターと1.5リッター）とハイブリッド（1.5リッター＋モーター）で、最高36.0㎞／リッター（WLTCモード燃費）という世界トップレベルの低燃費も実現した。
安全運転支援装備では、コンパクトモデルながら〝トヨタ初〟が多く採用されているのも特長。レーダークルーズコントロールや、高度駐車支援システム等も採用されクラスを超えた装備内容となっている。
【希望小売価格】139万5000円～249万3000円
【公式サイト】https://toyota.jp/yaris/
［ホンダ］フィット──人の感性に訴える心地よさも提供
今年2月にフルモデルチェンジ。独自のパッケージングによる広い室内空間と使い勝手の良さは継承され、数値では表せない〝感性性能〟を追求することで、乗る人に心地よさを提供する。ライフスタイルに応じた5イプが設定されている。
パワーユニットはガソリン（1.3リッター）とハイブリッド（1.5リッター＋モーター）があり、ハイブリッドシステムは多くの運転シーンをモーターで走行する〝e:HEV〟がコンパクトモデルで初採用された。
先進の安全運転システム、ホンダセンシングは〝進化版〟を全車標準装備するとともに、通信により安心かつ快適なカーライフをサポートするホンダコネクトも初搭載された。
【希望小売価格】155万7600円～253万6600円
【公式サイト】https://www.honda.co.jp/Fit/
［日産］ノート──先進のユニットと独自のドライブフィール
3年連続で〝最も売れた〟コンパクトカーとなった日産・ノート。人気の原動力となっているのが、独自のパワーユニット〝e-POWER〟といえるだろう。
搭載される1.2リッターエンジンは発電用モーターを回すだけで、駆動には用いられない。車上で発電した電気でモーターを駆動する。発電しながら走るEVのようだ。
モーター駆動ならではのレスポンスの良い加速と、優れた静粛性。アクセルペダルを戻すと発電が始まる回生ブレーキによる減速が得られ、ブレーキペダルを踏む回数が減る独自のドライブフィールも楽しめる。
もちろん、ガソリンモデル（1.2リッター及び1.2リッター＋スーパーチャージャー）も設定されている。
【希望小売価格】144万7600円268万9500円
【公式サイト】https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note.html
［マツダ］MAZDA 2──唯一のディーゼルとクラスを超えた上質さ
近年のマツダ車に共通するデザイン、優れたクラフトマンシップ、上質さが込められたパーソナル感あふれるコンパクトハッチバックだ。
また、塊感あふれるボディの造形と、日差しの加減により陰影が変化する塗装の美しさもマツダ車ならでは。パワーユニットは1.5リッターガソリンの他、国産コンパクトクラスでは珍しいクリーンディーゼルエンジンターボ（1.5リッター）が設定されているのも特長で、高速道路使用が多いなら選びたいユニット。6速MTも設定されている。
安全運転支援装備では、全車速追従機能付のレーダークルーズコントロールや、夜間の視認性を向上させるアダプティブLEDヘッドライト等が採用された。
【希望小売価格】157万3000円～229万9000円
【公式サイト】https://www.mazda.co.jp/cars/mazda2/
［スズキ］スイフト──多彩なパワーユニットと欧州車の乗り味
スズキのグローバルモデルの一つ、スイフトは海外でも高評価を得ており、欧州車のしなやかな走行フィールが味わえるコンパクトともいえる。
パワーユニットは1.0リッター直噴ターボをはじめ1.2リッター直噴、1.2リッター直噴＋モーターのハイブリッドとマイルドハイブリッドと実に多彩で、使用傾向によって選ぶこともできる。またパワーユニットに応じてミッションもCVT、5MT、6AT、AGSが設定され、コンパクトハッチバックらしい、しなやかで軽快な走りが楽しめる。
予防安全技術ではデュアルセンサーブレーキサポート（衝突被害軽減ブレーキ）をはじめ八つの機能を持つスズキセーフティーサポートを採用している。
【希望小売価格】137万5000円～205万37000円
