パーク24は、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」 の会員を対象に実施した、「クルマのCM」に関するアンケート結果を発表した。
パーク24では、毎月9日に、クルマの運転や交通に関するアンケートの調査結果を発表している。「タイムズクラブ」は、入会金・年会費無料の会員制ポイントプログラムで、タイムズパーキングやタイムズカーレンタル、タイムズカーシェアの利用等でポイントがたまる他、会員限定サービス等を提供している。会員数は約814万人(2020年1月末現在)で、アンケートは、駐車場やカーシェア、レンタカー等のクルマに関わるサービスの利用者を対象として調査が行われた。
<アンケート調査概要>
- 調査対象:タイムズクラブ会員
(2018年12月6日以降に入会し、直近でパーク24グループのサービスの利用者)
※対象サービス:時間貸駐車場・予約制駐車場・カーシェア・レンタカー - 調査方法:非公開型インターネットアンケート
- 調査期間:2019年12月6日~2019年12月12日
- 有効回答者数:9,230名
※調査結果は、四捨五入による端数処理のため、構成比が100%にならない場合がある
<アンケート調査結果>
① 20代以下の36%は好きなクルマのCMが「ある」
最近放送されている好きなクルマのCMが、「ある」人は27%。年代別にみると、20代以下が36%で最も多く、唯一3割を超えている。次いで、50代29%、60代以上26%となった。
② 好きなクルマのCM、メーカーは「トヨタ」がトップ。車種はホンダ「ヴェゼル」が人気
好きなクルマのCMが「ある」と回答した人を対象に好きなクルマのCMのメーカーを聞くと、「トヨタ」が31%で最多となった。以降、「スバル」23%、「ホンダ」20%、「マツダ」16%、「日産」15%となっている。
好きな理由は、「そのクルマが好き」が28%で最も多く、次いで、「CMがかっこいい」23%、「CMのイメージが良い」22%となっている。一方4位以下は全て10%を下回り、特に「出ているタレント・キャラクターが好き」は4%となり、クルマのCMにおいては、出演タレントやキャラクターによるCM好感度の影響は少ないという結果となった。
上位5メーカー別にみると、「そのクルマが好き」はトヨタ、マツダは3割を超え、日産29%とホンダ28%も含めた4社が好きな理由のトップになっている。「CMのイメージが良い」はスバルのみが3割を超え、スバルのストーリー性のあるCMの印象が影響して、2位を8ポイント上回っている。また、「使われている曲が良い」はホンダ18%が1位で、2位よりも6ポイント高くなった。
好きなクルマのCMの車種を回答してもらったところ、最も人気が高かったのはホンダの「ヴェゼル」、次いでダイハツ「ロッキー」、スバル「フォレスター」となっている。1位の「ヴェゼル」と回答した人はCMの好きな理由に「使われている曲がいいから」を挙げる人が多くいた。上位5メーカー別でみると、各メーカーの1位は、トヨタ「カローラ」、スバル「フォレスター」、ホンダ「ヴェゼル」、マツダ「CX-30」、日産「ノート」という結果となった。一方、CMは印象に残っていても、車種は「わからない」、「覚えていない」というコメントも多く出ていた。
③ クルマ非所有で購入検討中の人の約4割はCMイメージが購入に「影響する」
クルマを購入する際にCMのイメージが「影響する」(「とても影響する」・「影響する」)は35%。一方、影響しない(「あまり影響しない」・「影響しない」)は60%で25ポイント上回った。クルマの所有状況別では、クルマを持っておらず購入を検討中の人は「影響する」(「とても影響する」・「影響する」)が42%で全体よりも7ポイント高くなっており、CMのイメージも判断材料のひとつになっているという結果となった。