マクラーレン、コンバーチブルモデル「720Sスパイダー」アジア初公開

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マクラーレン・オートモーティブは1月28日、スーパーシリーズの720Sクーペから派生したコンバーチブルモデル「720Sスパイダー」を都内でアジア初公開した。優れた強度と軽量性を誇る新構造のカーボンファイバー骨格を採用すると共に、ベースモデルから継承したV型8気筒4・0ツインターボエンジンを搭載し、ダイナミックな走りとオープンエアドライビングの爽快感を両立した。

720Sスパイダーは、2017年に導入した720Sクーペをベースにリトラクタブル・ハード・トップ(RHT)を搭載したオープンモデル。内外装の基本デザインやパワーユニットはベースモデルと同一だが、マクラーレン独自のカーボンファイバー製骨格のモノケージⅡをオープンモデルに合わせて発展させたモノケージⅡ―Sを新採用し、乾燥重量1332kgとクラス最軽量のボディを実現した。

カーボンファイバー製のRHTは、電動式の開閉機構を採用。開閉時間はスーパーカークラス最速の11秒を実現し、時速50kmまで走行中の開閉が可能となっている。さらにルーフパネルはエレクトロクロミック・ガラスの装着もでき、ワンタッチで透明・半透明の状態を切り替えることが可能。イグニッションがオフの時は、半透明の状態となり暑い日でも車内を涼しく保つことができる。

パワーユニットは、最高出力720PS、最大トルク770Nmを発生するV型8気筒4・0ツインターボエンジンをミッドマウント。0-100km/h加速は720Sクーペと同じ2・9秒、0-200km/h加速は7・9秒で驚異的な加速力を発揮する。またルーフを閉じた状態での最高速度は時速341km、オープンドライブ時は時速325㎞に達する。販売価格は3788万8000円で納車時期は3月を予定している。