スズキ、インドネシアで新型「XL7」を発表

スズキのインドネシア子会社であるスズキ・インドモービル・モーター社（以下SIM社）は、SUV（スポーツ用多目的車）のデザインとMPV（多目的乗用車）の利便性を融合させた、3列シート7人乗りクロスオーバー車の新型「XL7」（エックスエルセブン）を発表した。

今回発表された新型「XL7」は、力強いフロントフェイスや張り出しの強いフェンダーモールを採用するなどSUVらしいスタイリングと、多彩なシートアレンジや広い室内空間を確保するなど、MPVの使い勝手の良さを融合したクロスオーバー車。1.5Lガソリンエンジンを搭載し、軽量・高剛性のプラットフォーム「HEARTECT（ハーテクト）」を組み合わせることで、優れた動力性能と燃費性能を実現している。

スズキは、インドネシア市場で全体の3割以上を占めるMPVセグメントと、近年人気が高いSUVセグメントの双方に向けて新型「XL7」を投入することで、幅広くユーザーの獲得を図っていくと述べている。なお、生産はSIM社のチカラン工場で行われ、周辺のアジア及び中南米へも順次輸出していく計画とのこと。

【新型「XL7」主要諸元】