【2020年春版】個性派ぞろい!新車で購入できる輸入車のMT車紹介

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■アバルト

元々はイタリアのレーシングマニファクチュアであったが、現在は主にフィアットのモデルをベースとしたハイパフォーマンスモデルのチューニングを行っているブランドだ。現在は、フィアット・500をベースとする「595」、マツダ・ロードスターをベースとする「124スパイダー」がラインアップされ、いずれにもMTが設定されている。

・595

3グレードすべて1.4Lターボエンジンを搭載し5速MTを設定するが、グレードによってエンジンの最高出力やトルク、装備が異なる。ベースモデルの595は最高出力145PS/最大トルク180Nm、595ツーリズモは最高出力165PS/最大トルク210Nmを発揮し、キャンバストップも設定する。最上級の595コンペティツィオーネは最高出力を180PSまで高め、最大トルクは230Nm、スポーツスイッチ使用時は250Nmまで高められる。

・124スパイダー

アバルトブランド初となるオープンスポーツ2シーターで、マツダ・ロードスターの構造をもとにデザイン、パワートレーン、室内装備・素材、サスペンション、ステアリングフィールはFCAが開発。生産はマツダ本社工場で行われる、インポートブランドでも〝国産〟となるスポーツモデルだ。
パワーユニットは直列4気筒1.4Lマルチエアターボエンジン(最高出力170PS/最大トルク250Nm)に、ミッションは6速MTと6速ATの2タイプが設定されている。

■ロータス

ライトウェイトスポーツカーを主力モデルに、現在はシャシーとボディのみ自社で開発を行い、エンジンはトヨタ製をベースにチューニングしたものを搭載し、エリーゼ、エキシージ、エヴォーラはすべてミッドシップ・リヤドライブ(MR)レイアウトを採用している。

・エリーゼ

現行ラインアップの中では最も小さいボディを持つ2シーターで、ミッションは6速MTのみを設定。エンジンは直列4気筒1.8L+スーパーチャージャーを搭載する。

 

・エキシージ

エリーゼとエヴォーラの間にラインアップされる2シータークーペ。エンジンはエヴォーラと同じV型6気筒3.5L+スーパーチャージャーを搭載する。ミッションは6速MTと6速ATを設定する。

 

・エヴォーラ

2シーターのライトウェイトスポーツカーを主力とするロータスの中で、エヴォーラは唯一2+2の4シーターモデル。エンジンはV型6気筒3.5L+スーパーチャージャーを搭載する。

■国内導入モデルにMT設定がないブランド

以下のブランドは、現状国内に導入しているすべての車種にMTが設定されていない。本国では設定のあるモデルも多いだけに、ぜひ導入を期待したいところだ。

・メルセデス・ベンツ
・スマート
・フォルクスワーゲン(限定車のup! GTIには6MT設定有)
・アウディ
・プジョー
・シトロエン
・DS
・アルピーヌ
・ボルボ
・フィアット(限定車のPanda 4×4 Succosaには6MT設定有)
・アルファロメオ
・フェラーリ
・マセラティ
・ランボルギーニ
・ジャガー
・ランドローバー
・ベントレー
・ロールス・ロイス
・マクラーレン
・キャデラック
・シボレー
・ジープ
・テスラ

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