タイムズ24と一般社団法人日本RV協会は、両者がもつ機能・ノウハウ・情報等を最大限に活用し、キャンピングカーユーザーがより快適にアウトドアライフや車中泊を楽しむことができる環境づくりを目的に、業務提携契約を締結したと発表した。
今回の業務提携では、タイムズ24が展開する予約専用駐車場「B」を活用し、キャンプブームによる車中泊の人気とともに、年々増加傾向にあるキャンピングカーを、安心して駐車できる拠点を協働して拡大することを最大の目的としている。
今回活用する予約専用駐車場「B」は、空いている土地スペースを有効活用したい人と、外出先などで確実にクルマをとめたいドライバーをマッチングする予約専用駐車場サービス。個人宅や企業の空きスペースなどを、費用負担なく手軽に登録・収益化できることや、利用予約、利用料の授受まで全てWEBで完結する手軽さから、2016年8月のサービス開始以来、駐車場の登録数も増えている。
業務提携の具体的な取り組みとして、日本RV協会はキャンピングカーユーザーや車中泊する人が、「快適に安心して車中泊が出来る場所」として認定している「RVパーク」のオーナーや協会員などへ会報誌やWEBコンテンツを通じて「B」への登録を促す。また、タイムズ24は、既存の「B」のオーナーに対してキャンピングカーの受入を打診していくとともに、新規のオーナーに対しても登録時よりキャンピングカーの受入を許容してもらえるように働きかけると述べている。さらに、日本RV協会のネットワークとタイムズ24の営業力を用いて、国内に約11万台あるキャンピングカーのオーナーに対しても「B」の登録を働きかけることで、拠点の拡大に取り組んでいく。
両者は、「B」を通じた拠点の拡大は、行っても停(泊)められないといった駐車スペース確保問題のほか、予約手続きや現金支払いによる運営の煩雑さなどの解消につながり、スペース提供者およびキャンピングカーユーザーがアウトドアライフを快適に楽しめる環境づくりに貢献できるものと考えていると述べている。