ホンダ、「シビック タイプR リミテッド・エディション」が鈴鹿サーキットで最速ラップタイムを記録

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本田技研工業は7月9日、鈴鹿サーキット国際レーシングコースで、「CIVIC TYPE R Limited Edition(シビック タイプアール リミテッド・エディション)」の最終的な性能評価のための走行テストを実施し、FFモデルで最速となる、2分23秒993のラップタイムを記録したことを発表した。なお、今回の走行テストは量産前の最終開発車両で実施され、生産については、ホンダオブザユー・ケー・マニュファクチュアリング・リミテッド<Honda of The U.K. Manufacturing Ltd.>で行われ、欧州と日本・北米を含む世界各国で販売される予定と述べている。

 

シビック TYPE R開発責任者の柿沼 秀樹氏は、「エンジン冷却性能向上やブレーキディスク2ピース化により高温時のパフォーマンスをさらに高めた加速・減速性能、サスペンションブッシュやアダプティブ・ダンパー・システム制御のアップデートにより精緻さを増した操縦性能。その上でLimited Editionでは、鍛造アルミホイールをはじめとするさらなる車体軽量化と、サーキットパフォーマンスに照準を合わせた専用タイヤで、軽さと速さを研ぎ澄ませました。今回のモデルチェンジでは、Hondaモータースポーツ開発の要であるHRD Sakuraとタッグを組みながら速さを磨き上げ、『世界屈指のサーキット』と言われる鈴鹿サーキットで、歴代TYPE R最速の足跡を刻みました」と語った。

 

<最速ラップタイムを支えた技術>

  • Limited Edition専用のBBS製20インチ鍛造アルミホイールを採用し、バネ下重量を軽量化
  • サーキットパフォーマンスに優れたハイグリップ20インチ専用タイヤ(ミシュラン パイロットスポーツ Cup2)を適用
  • アダプティブ・ダンパー・システムとEPSの専用セッティング
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