■走りは初期型のハードな印象からマイルドな乗り味へ
2016年にデビューした現行型インプレッサですが、スバルのグローバルプラットフォーム「SGP」が初採用されたモデルでもありました。
私は以前、B型に年次改良した2017年には試乗もしましたが、骨太で重いステアフィールはドイツを彷彿とさせる乗り味で驚いたものです。
しかし、今回マイナーチェンジしたD型に試乗して感じたのは、B型で感じていた重い操舵感は影を潜め、軽くなったステアフィールでした。
軽めになったにもかかわらずクイックなステアフィールなので、ちょっとステアを切っただけでもノーズが方向を変えるのには驚きました。ただ、高速域でもちょっと切っただけでもノースが向きを変えるので、しっかり握っていなければという印象もありました。ですので、高速域はステアに対する応答性はもっとどっしりゆったりしていても良いかもと思います。ただ、これは好みの問題と、慣れで解決する部分だと思います。
■アイサイトツーリングアシストを試す!
高速を走っていたので、せっかくなので新しくなったアイサイトツーリングアシストを試してみました。
もともとステレオカメラでの制御としては先進的だったスバルのアイサイトですが、今回のアイサイトツーリングアシストでは白線が無い道でも前車を追従して道の中央を走ってくれるという機能にアップデートされているとのこと。
実際に試してみましたが、挙動は自然で白線中央を維持するようステアリング制御も行っていて安心感はありました。
トヨタ系のレーントレーシングアシストよりもしっかり車線を維持してくれているどっしり感があり、アイサイトツーリングアシストを使用していない時の軽い操舵感よりはこちらのほうが安心感がありましたね。
高速では常にアイサイトツーリングアシストをONにして走っても良いかもと思えるほど。
車線が無くなるようなシーンでは試せませんでしたが、アイサイトツーリングアシストを使ったアダプティブクルーズコントロールの制御は精度も高いように感じました。
今後スバルは自社でのアイサイトの開発を中止するとの話もあります。
アイサイトという自社ブランドの製品が無くなってしまうのも寂しい気がしますが、今後のスバルの自動運転系の技術がどうなるのか注目ですね。
試乗インプレションは以下の動画でも確認できます!
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[ドラヨス]
月間100万PVのブログ「ワンダー速報」と、月間100万再生以上のYouTubeチャンネル「ワンソクtube」の管理人。
クルマ買うチューバーを自称し、年に何台もクルマを購入してレビューするスタイルが好評。
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