三菱自動車は、2020年1月10日(金)から12日(日)まで幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)で開催される世界最大級のカスタムカーの祭典「東京オートサロン2020」に出展する。
「東京オートサロン2020」の三菱自動車ブースでは、出展テーマを“Drive your Ambition”とし、軽ハイトワゴン「eKクロス」、オールラウンドミニバン「デリカD:5」、プラグインハイブリッドEV「アウトランダーPHEV」、クロスオーバーSUV「エクリプス クロス」のカスタムカー及び新型軽スーパーハイトワゴンの合計7台を参考出品する。また、初日の1月10日(金)15:30より演出家・コメンテーターとして活躍中のテリー伊藤氏を招いたスペシャルトークショーも実施する。
【三菱自動車 「東京オートサロン2020」出展車両】
◆軽ハイトワゴン「eKクロス WILD BEAST Concept」
「eKクロス」のデザインコンセプトである「THE CUTE BEAST(キュート・ビースト)」に対し、今回のカスタムカーでは「THE WILD BEAST(ワイルド・ビースト)」をコンセプトとし、遊び心を感じるアウトドアイメージを強調している。ボディカラーはイエローとブラックのカラーリングをベースに、ルーフ・テールゲート・ボディサイドにブラック/グレーのカモフラージュ柄のアクセントを配した。タイヤはオンロードの快適性とオフロードでの走破性を両立するTOYO TIRES製OPEN COUNTRY R/Tを採用し、ホイールはボディと同様のカラーリングで統一している。
◆プラグインハイブリッドEV「アウトランダーPHEV」特務機関NERV仕様
特務機関NERVはゲヒルン株式会社が運営する「特務機関NERV防災」アプリや防災情報配信サービスで、地震や津波、気象警報などの防災気象情報、停電情報といった生活情報などを速報で発信している。「アウトランダーPHEV」特務機関NERV仕様は、ゲヒルンから、災害時に自治体への車両提供の実績がある三菱自動車に声がかかり実現したコラボレーションで、災害による長期停電や通信網の途絶に備え、防災情報配信サービスの継続と近隣自治体への支援を目的とした災害対策車両となっている。
車体には特務機関NERVのラッピングを施した上に、米国カイメタ社が製造する平面型衛星アンテナ「KYMETA u7」を搭載し、スカパーJSAT株式会社とのコラボレーションにより、衛星通信によるインターネット接続サービスを提供する。また、内閣府の協力により、準天頂衛星「みちびき」を利用した衛星安否確認サービス「Q-ANPI」端末を搭載し、「みちびき」を利用した災害用通信を提供する。
タイヤはTOYO TIRES製OPEN COUNTRY R/T、ホイールにはCRIMSON製LYCANを採用し、災害時の支援活動におけるオフロードでの走破性も高めた仕様としている。なお、「特務機関NERV」の名称およびロゴマークは、「エヴァンゲリオン」シリーズの著作権者である株式会社カラーと、同作の権利を管理する株式会社グラウンドワークスの許諾に基づき使用している。
◆クロスオーバーSUV「エクリプス クロス」週末探検家仕様
「週末探検家」は三菱自動車のWebコンテンツで、“探検マインド”を持つアクティブなユーザーを応援し、クルマを通じた、新しいドライブの楽しみ方、週末の過ごし方を提案するもので、株式会社ウェザーニューズからの気象情報の提供を通じて、第1弾の「雲海出現NAVI」、第2弾の「古典絶景NAVI」、第3弾の「令和日の出NAVI」などのコンテンツを提供している。
今回の「エクリプス クロス」週末探検家仕様では、スマートフォン連携ディスプレイオーディオ[SDA]と三菱自動車オリジナルアプリ「週末探検家」を使用したコネクティッドシステムを紹介する。
サスペンションにはエアーサスペンションジャパン製のスーパーパフォーマンスキットを採用し、ワイヤレスリモコン及びスマートフォンアプリで車高の上げ下げが可能となっているほか、タイヤはTOYO TIRES製OPEN COUNTRY R/T、ホイールにはRAYS製TEAM DAYTONA M9を採用している。
◆オールラウンドミニバン「デリカD:5」ALL BLACKSサポートカーおよびeye・キュート
- 「デリカD:5」ALL BLACKSサポートカー : ラグビーニュージーランド代表チームALL BLACKSの日本国内における国際的な大会をサポートした「デリカD:5」のALL BLACKSサポートカーは、ボンネットとテールゲートにALL BLACKSのロゴマークをあしらい、左右ボディサイドにはチームの象徴でありニュージーランド固有のシダの葉であるシルバーファーン配しているほか、YOKOHAMA製GEOLANDAR X-AT G016とADVAN Racing RZⅡを装着している。
- 「デリカD:5」eye・キュート produced by テリー伊藤 : 演出家・コメンテーターとして活躍中のテリー伊藤氏がプロデュースした、新たなデザインとライフスタイルを提案する「デリカD:5」。フロントフェイスはボンネットをアッパーグリルまで延長させ、丸型のヘッドライトに変更することで親しみやすい表情としており、インテリアのシート生地はタータンチェック柄を採用し、ファッションにも一家言あるテリー伊藤氏らしい内装としている。また、YOKOHAMA製GEOLANDAR CV G058、MLJ製DAYTONAを採用し、足元をレトロでクラシカルなイメージとした。