日野と商用車メーカーであるTRATON SE(本社:ドイツ、CEO:アンドレアス・レンシュラー、以下TRATON)は、「お客様に最高の価値を持続的に提供していくための戦略的協力関係」に基づく調達ジョイントベンチャー「HINO & TRATON Global Procurement GmbH」を設立した。
グローバル調達におけるシナジー効果の最大化を目的とした同ジョイントベンチャーは、両社が購入する幅広い部品・技術の調達活動を行い、この協業を通して、日野、TRATONはそれぞれ欧州、アジアをはじめグローバルな調達の領域を広げ、部品調達基盤の強化を図るとしている。新たに設立されるジョイントベンチャーへの出資比率はTRATON 51%、日野 49%になり、また、ミュンヘンと東京の2か所にオフィスを構える。
日野自動車 下社長は、「今回設立されたジョイントベンチャーは、日野がお客様のニーズに応える商品をより迅速に、適正な価格でお届けするための具体的な協業の第一歩です。2018年9月に発表した電動車/電動技術の協業を含め、他の協業領域についてもTRATONと更なるシナジーを追求してまいります」と述べた。