デンソーテンは、神戸市内のジャズを楽しめるオススメスポットを掲載した無料のガイドマップ「KOBE JAZZ GUIDE(ジャズの街神戸 ガイドマップ 英語版)」を訪日外国人観光客（インバウンド）向けに発行した。
ジャズガイドマップは、デンソーテンが運営するジャズサイト「KOBEjazz.jp」内のジャズスポットを紹介するコーナー「ジャズ探訪記」に掲載した情報を基に、2012年、地元神戸をジャズで盛り上げようと無料のジャズガイドマップを作成したのが始まり。以来、毎年改訂を重ね、累計5万部を神戸市内各所で配布するなど、好評を得ている。今回は、神戸を訪れる外国人観光客にジャズの街神戸を知ってもらい、ジャズを楽しんでもらうため、英語版ガイドマップ「KOBE JAZZ GUIDE」を発行した。従来からある日本語版ジャズガイドマップより、ランドマークの表記を増やすなど、訪日外国人観光客向けにわかりやすいようマップに改良を加えた。
デンソーテンは、今回の発行にあたり、今後、国内で大規模なスポーツイベントが開催されるのに伴い、神戸市内を訪れる訪日外国人観光客の増加が予想され、神戸を訪れる外国人観光客が、ジャズマップを使用して神戸ならではのジャズスポットを楽しんでもらいたいとの想いが込められていると説明している。ガイドマップ制作にあたっては、神戸市市民参画推進局、神戸市民文化振興財団、神戸観光局の協力のもと、「ジャズの街神戸」推進協議会より公認されている。
デンソーテンは、カーAV機器やホームオーディオの製造・販売を主力事業の一つとする「音に携わる企業」として、「音を通じて社会に貢献する」という考えのもと、コンサートの協賛や音楽情報サイトの運営など、様々な音楽シーンに携わってると述べた。
「ジャズの街神戸 ガイドマップ 英語版」発行にあたり、久元神戸市長は、「我々、神戸市民が楽しんでいるグルメやアート、普段のライフスタイルのありのままをインバウンドの皆さんに楽しんでいただくことが一番のおもてなしだと考えています。中でも神戸市民はジャズを楽しんでいます。民族・国籍・文化的背景が違っても世界中の人が耳にしているジャズを、神戸の街で聴くことができるというのはものすごく意味のあることじゃないかと思います。今回、ジャズガイドマップを英語で作っていただいたのは、非常にありがたいことです。インバウンドの皆さんには、ジャズを聴きながら神戸を堪能してもらいたいです」とコメントしている。
