全国ショールーム訪問・富山トヨタ魚津店 トヨタ・トヨペット・ネッツの3チャネルの取扱車を販売

店舗 コラム・特集

■社員食堂や託児所スペースも完備

今回紹介するショールームは、7月末にグランドオープンしたばかりの「富山トヨタ魚津店」。富山トヨタの中でも最大規模となった新店舗は、グループ会社の富山トヨペット、ネッツトヨタノヴェルとやまとの提携店舗として3チャネルの取扱車を販売するとともに、社員食堂や託児所といった、一般的なカーディーラーには無い施設も備えるユニークな拠点となっている。

魚津店は、魚津市街地から程近い場所に立地し、北陸道・魚津ICからのアクセスも良好。黒を基調とした外観と軒先に並べられた展示車が目を引き、3層で構成されるガラス張りの立体展示場も同店舗の大きな特徴となっている。

ガラス張りの立体展示場や軒先に並べられた展示車が目を引く

天井高4.5mと開放感のあるショールームは、白を基調とし木目の風合いが温かみのある空間を演出。広々としたスペースを活かし、納車室は2室備えられ、車両展示だけでなく、コンサルティングスペースや待合ラウンジもゆとりのあるつくりとなっている。

広々としたショールーム

中でも待合ラウンジには、モニターが9面配された165インチ大画面マルチビジョンをはじめ、読書にも最適な高級感のあるリクライニングチェア、マッサージチェア、グランピングの雰囲気を再現したスペースなど、ゆったりと寛げるスペースを設け新たなディーラー像を提案している。

大画面モニターが配されたラウンジやリクライニングチェアでゆったりと寛ぐことができるのが特徴

さらに、従業員向けのスペースとしてバックヤードや更衣室の使い勝手を大きく向上させ、社員食堂や託児所スペースも新設。12ストールある整備工場は冷暖房と床暖房を完備し、LED照明を採用することで、季節や天候に関わらず作業に集中できる環境が整えられている。山本信也店長は「お客様だけでなく従業員の満足度を高めていきたい。それがモチベーションとなって店舗の実績にもつながってくる」と話し、従業員の働きやすさを考えた設備や動線を店舗の設計段階からの構想を上手く具現化できたと手応えを語った。

ディーラーとしては珍しい社員食堂(写真左)や託児所スペース(写真右)も完備する

 

■目指すのは地域の皆様がふらっと立ち寄れるディーラー

魚津店は、クラウン、ハリアー、ヴィッツといった各チャネルの専売車の商談や試乗も可能。山本店長は「例えばプラドとハリアーが気になっている方はどちらも実車をみることができ、2箇所ディーラーを回ることなく検討ができるのでお客様に掛かる負担が少ない」とメリットを話す。加えて「上級車のラインアップは充実していたトヨタ店専売車だけでなく、ヴィッツやタンクといった買い求めやすくカジュアルなモデルが提案できることは、販売する側としても大きなメリットになっている」と説明してくれた。

安全装備を体感できるVRシミュレーターを導入

また、新店舗がオープンしてから安全装備を体感できるVRシミュレーターを導入し、安全講習会のようなイベントを警察と共催したり、富山グラウジーズや黒部アクアフェアリーズといった地元のプロスポーツ選手を招いてトークショーなども実施してきた。「店舗で開催するイベントを増やすことで、来店の動機づくりをしたい」と山本店長は述べ、最終的には商談や整備に関わらずふらっと来店してもらえる店舗にしたいと展望を語ってくれた。

【店舗概要】

住所=富山県魚津市本江1063番地▽敷地面積=8.110㎡/延床面積=4.574㎡▽電話=0765-24-1616▽営業時間=9時~19時▽定休日=月曜日

Tagged