ニッポンレンタカー、アプリを活用したセルフレンタカーサービスを開始

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ニッポンレンタカーは、7月17日(水)より首都圏33営業所において、出発・返却の手続きを待つことなくスムーズにレンタカーを利用できる、「セルフレンタカーサービス」を開始した。

 

ニッポンレンタカーでは、特別割引プランとスピーディーな手続きを目的に、昨年6月より『ニッポンレンタカーアプリ』を提供しているが、更なる利便性向上を目的として、今回、新たなサービスとして「セルフレンタカー」をリリースした。「セルフレンタカー」は『ニッポンレンタカーアプリ』から会員登録(免許取得後1年未満または満21歳未満は登録不可)をして、「セルフレンタカー」の予約を行うことで、出発時には、レンタカーの営業所に立ち寄ることなく、アプリから鍵の開錠を行うことができるサービスである。

 

また、「セルフレンタカー」で予約した場合、返却時にもアプリから鍵の施錠を行い、レンタカーの営業所に立ち寄ることなくレンタカーの返却手続きが完了する。これにより、出発時・返却時に営業所に立ち寄らずにスムーズな手続きが可能となり、スマートなレンタカー利用を促進するとともに利便性向上を目指しているとしている。

 

「セルフレンタカー」は、7月17日(水)より、首都圏33営業所での取り組みを試験的にスタートさせている。レンタカー業界に限らず、人口知能(AI)やモノのインターネット(IoT)などの技術を活用したサービス無人化に向けた取り組みは今後も拡大していくことが予想され、今回の試験的導入を経て、利用動向、運用方法、拠点別動向などを検証し、更なるサービスを向上させた上で、2019年12月末までに全国の拠点に1,500台に拡大する計画とのこと。

 

ニッポンレンタカーでは、従業員の「働き方改革」を推進する観点で、2018年12月に24時間営業を廃止し、その後の早朝や深夜の出発や帰着に対する利用者の希望には、カーシェアの提供でサービスを補完してきたが、ニッポンレンタカーの利用に対する24時間営業復活への希望の声も多く、「働き方改革」の推進を継続しながら、その期待に応えるために「セルフレンタカー」を開始した。

 

なお、サービスの実現には、鍵の開閉を司る車載器を使用するが、ニッポンレンタカーと株式会社ヨコオが連携し、開発した車載器と制御サービスを活用している(株式会社ヨコオにて特許出願中)。

 

ニッポンレンタカーは、今後も利用者にとってより便利に、よりスマートにレンタカーを利用してもらうためのデバイスとして、『ニッポンレンタカーアプリ』のサービスラインナップの充実と機能を向上させていくとしている。

 

【7月17日(水)から実施営業所】

■東京都:赤塚・赤羽・大泉学園・大井町駅前・大森海岸・学芸大・新宿東靖国通り・田無・千歳船橋・西新井西口駅前・西葛西駅前・日暮里駅前・練馬区役所前・八王子20号・不動前駅前・瑞江

■神奈川県:京急川崎駅前・湘南台駅前・登戸駅前・宮前平駅前

■千葉県:稲毛駅前・柏・行徳駅前・佐倉・新鎌ヶ谷・千葉駅前・幕張テクノガーデン・松戸駅前

■埼玉県:川口本町・草加駅西口・南越谷

■茨城県:鹿島セントラルホテル・水戸駅南口

※トライアル段階では「セルフレンタカー」の出発・返却は、各営業所の営業時間内となる。

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