タイムズ24株式会社(西川光一社長)は、環境省の特別協力を受け2019年8月1日(木)から2019年8月31日(土)まで、カーシェアリングサービス「タイムズカーシェア」利用時のエコドライブ走行距離を競う「エコドライブ選手権2019」キャンペーンを開催すると発表した。
「タイムズカーシェア」は、最短15分から必要な時に必要な時間だけクルマを利用でき、クルマによる無駄な移動の抑制などに繋がり環境負荷低減に寄与する。この「エコドライブ選手権」は、「タイムズカーシェア」を活用して、環境省が推進し、タイムズ24が賛同する地球温暖化対策のための国民運動「COOL CHOICE」の認知度向上、および温暖化対策に資するアクションへの参加の呼びかけを目的に開催している。
「COOL CHOICE」は、2030年度までに温室効果ガスの排出量を2013年度比で26%削減するという目標達成のため、脱炭素社会づくりに貢献する製品への買換・サービスの利用・ライフスタイルの選択など、地球温暖化対策に役立つ「賢い選択」を奨励する取り組み。
今回のキャンペーンは、個人会員を対象にしたエントリー制の「個人の部」と、「タイムズカーシェア」を利用している全ての法人会員が対象となる「法人の部」の2部門で実施される。「個人の部」では、個人会員の「タイムズカーシェア」利用時の急加速・急減速をしないエコドライブの総走行距離を競い、走行距離3km以上で、「急加速」「急減速」の回数がそれぞれ1回以内の利用が対象となる。
1位には24時間分の「カーシェアeチケット(電子優待券)」と、環境大臣からの表彰状、2~3位には、24時間分の「カーシェアeチケット」を授与する。4~24位の入賞者にも「カーシェアeチケット」を授与するほか、期間中のエコドライブ総走行距離が50km以上の会員全員に「TCPプログラム」のカーシェアポイントを付与する。
「TCPプログラム」は、タイムズカーシェアの利用状況によりカーシェアポイント(cp)が与えられ、ポイント総数によってステージが変わるポイントプログラムで、ステージアップするごとにカーシェアeチケット付与などの優待を受けることができるものである。
「法人の部」では、エコドライブの総走行距離が最も長い法人会員に、環境大臣からの表彰状が授与される。なお、入賞者発表は9月中旬を、表彰状授与は10月中旬を予定している。
エコドライブ走行は、CO2の排出量が削減されるとともに、その運転方法により安全性が向上し、交通事故低減にもつながる。キャンペーン期間となる8月は、休暇などで旅行やレジャーといった外出の機会が増えるため、個人会員のカーシェアリングの利用回数・走行距離が増加する傾向にあり、法人会員も休暇などで営業日数が減る分、カーシェアリングの一回あたりの走行距離が増加する傾向がある。
同社では、今回のキャンペーンにより多くの会員に参加してもらうことで、「急加速」や「急減速」が抑えられ、「COOL CHOICE」としての環境負荷低減への貢献に加えて、交通安全にも寄与できるものと考えている。今後も、交通利便性の高いサービスを提供するとともに、環境にやさしい移動手段の拡大に努めていく考えだ。