マツダ、教習者の理想を追求した新型「マツダ教習車」を5月27日発売

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マツダは4月24日、教習生および指導員にとって扱いやすく、正しい運転技量の習得と安心・安全な運転ができることを教習車の理想と掲げ、これを追求した新型「マツダ教習車」を、全国のマツダ販売店を通じて予約受注を開始し、5月27日から発売する。

新型「マツダ教習車」は、教習生が運転操作に早く慣れ、安全運転に求められる技量を早く修得できるクルマを目指して開発。「人間中心」の開発思想のもと、正しい姿勢で容易に操作ができるように、自然に足を伸ばしたところに配置したペダルレイアウトを実現した。また、アクセルペダル操作時に踵の位置がずれにくく、速度調整を容易にするオルガン式アクセルペダルの採用や、ステアリング上下・前後調整機構の標準装備により、様々な体型のドライバーにとって、操作しやすく疲れにくい運転姿勢を可能とする。

さらに、5ナンバー枠のコンパクトボディは、初めての運転でも車両サイズや周囲の状況が把握しやすく、交通環境の中で正しく「認知、判断、操作」の習得に役立つ。また、動き出しから高速走行まで、安定感のある走行性能を実現する「G-ベクタリングコントロール(GVC)」を採用し、意のままの運転をサポートする。

パワートレインは、1.5Lガソリンエンジンの「SKYACTIV-G1.5」に、手動変速機「SKYACTIV-MT(6MT)」あるいは自動変速機「SKYACTIV-DRIVE(6EC-AT)」の組み合わせ。運転操作に忠実に反応し滑らかな走行性能を実現している。加えて、長時間の講習でも疲れにくい指導員席を目指し、シートや足回りのレイアウトを見直したほか、低燃費や耐久性も向上し、コスト軽減にも貢献する。