マツダ、使い勝手の良い荷室空間を実現した新型「ボンゴブローニイバン」発表

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マツダは4月23日、優れた積載性、安定した走行性能、優れた環境・安全性能を兼ね備えた新型「ボンゴブローニイバン」を発表し、5月13日から販売する。

新型「ボンゴブローニイバン」は、街中での取り回しを考慮した小型商用車4ナンバー枠の車両寸法に、荷室長3,000㎜(最長)、最大1,250㎏の積載量(3名乗車時)を確保した使い勝手の良い荷室を実現した。荷室開口部は床面地上高620㎜に設定し、荷物の積み下ろしを容易にする。

フロントシートは走行時の体の揺れを抑制するホールド性の高い形状を採用し、疲労軽減に貢献。また運転席と助手席には、フルリクライニング機構を設定。運転席と助手席の周辺に収納スペースを機能的に配置し、使い勝手も高めている。

このほかにも、車両盗難を抑制するイモビライザー、ドアのロックに連動してセキュリティシステムのオン/オフを自動的に切り替えるオートアラーム機能などを標準装備する

安全装備では、予防安全技術「衝突回避支援パッケージ」を全車に標準装備。このパッケージは、前方の車両や歩行者を検知すると警報などでドライバーに注意を促し、緊急時には車両側で衝突被害軽減ブレーキを作動させる「プリクラッシュセーフティシステム(歩行者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)をはじめ、レーンディパーチャーアラート(車線逸脱警報)、オートマチックハイビームの3点で構成される。

パワートレーンは、2WD(FR)車には2.0L直列4気筒ガソリンエンジン(最高出力100kW/5,600rpm、最大トルク182Nm/4,000rpm、JC08モード燃費10.4km/L)を、4WD車には2.8L直列4気筒ディーゼルターボエンジン(最高出力111kW/3,600rpm、最大トルク300Nm/1,000~3,400rpm、JC08モード燃費12.0km/L)を設定した。

変速機は、ガソリン車・ディーゼル車の両方に電子制御式6速オートマチックトランスミッションを設定。滑らかな変速フィーリングと不要なシフトチェンジを抑制して、スムーズな走行性と快適性を実現。マニュアル感覚で操作できる、シーケンシャルシフトマチック機能も搭載した。また、4WD車には、ビスカスカップリング式センターデフ方式のフルタイム4WDシステムを搭載。効率的な駆動力の配分で、雨天時やぬかるみなど滑りやすい路面でも安心感ある走行に貢献する。価格は2WDが242万1360円~264万8160円。4WDは338万7960円~359万4240円。