ホンダは4月12日、インテックス大阪(大阪市住之江区南港北 1-5-102)にて、4月18日から4月20日まで開催される総合福祉展「バリアフリー2019」への出展概要を発表した。「Fun for Everyone. Honda ~移動の喜びを一人ひとりに~」をブーステーマに、さまざまな福祉車両・福祉機器を展示する。
展示車はN-BOX(スロープ仕様)をはじめ、フリード+(車いす仕様車)、フリード(助手席リフトアップシート車)、ステップワゴン(車いす仕様車、2・3列目乗車タイプ)、ステップワゴンスパーダ(サイドリフトアップシート車)、フィットハイブリッド(助手席回転シート車)。
中でも、N-BOXスロープ仕様は、車いすに乗ったまま後席に乗車できる「車いす乗車モード」への切り替えを簡単な操作で可能とし、荷室の床を引き出すとそのままスロープになるほか、手すりをワンタッチで設置できるなど、車いすの方、介助する方、双方にとってシンプルな使い勝手を実現している。
さらに、車いす利用者も含めて最大6名が乗車可能な「FREED+(フリード プラス)」や、同社独自の手動運転補助装置「Honda・テックマチックシステム Dタイプ」装着車など、各車両の特長を生かした福祉車両ラインナップが揃う。
このほか、新型陸上競技用車いす「翔<KAKERU>」(写真右)を展示するほか、加齢や疾病などにより歩行能力低下のリハビリ補助を目的とした機器「Honda歩行アシスト」や、障がいのある方の自動車運転再開に向けた能力評価サポートなどを目的とした簡易型四輪ドライビングシミュレーター「Honda セーフティナビ」の体験コーナーも設置する。