ボルボ・カー・ジャパンは11月6日、「EX30」が特定非営利活動法人日本自動車殿堂(JAHFA)が選定する“2024~2025日本自動車殿堂 インポートカーオブザイヤー”を受賞したと発表した。
日本自動車殿堂は、日本の自動車産業や文化、学術の発展に貢献した人物の功績をたたえ、後世に伝えることを目的とした団体。研究者や評論家、ジャーナリスト、有識者が会員として参加し、優れた業績を残した人々を殿堂入りの形で顕彰し、豊かな自動車社会づくりに寄与している。
日本自動車殿堂 インポートカーオブザイヤーは、その年次に発売された輸入乗用車のなかで最も優れた乗用車に与えられるイヤー賞。インポートカーオブザイヤーの選考では、「デザイン」、「先進性・独自性」、「実用性・利便性」、「経済性」、「安全性」、「環境性」、「買い得感」、「完成度」の8項目に基づき審査が行われ、今回のEX30の受賞では、日本にフィットするSUVタイプのコンパクトEV、オリジナリティの高いモダンでスマートなデザイン、高い運動性能と実用的な航続距離を実現、の3つの点が評価されたとしている。
EX30は、標準的な機械式立体駐車場に対応するコンパクトなサイズに、優れた安全性、サステナビリティ、最先端テクノロジーと洗練のスカンジナビアンデザイン等を特長としたEVモデルのコンパクトSUV。コンパクトな車体に容量の大きなバッテリーを搭載し、1充電あたりの航続距離は560km(国土交通省審査値)を実現。
また、ライフサイクル全体にわたるCO2排出量削減に取り組み、内外装の素材に積極的に再生可能素材やリサイクル素材を使用することで、これまでのボルボ車の中で最少の温室効果ガス排出量を実現している。
なお、日本自動車殿堂イヤー賞の発表・贈呈式は、11月13日に学士会館(東京都千代田区)において開催される。