トヨタ自動車は9月13日、水素社会の実現に向けた取り組みの一環として、水素関連分野への投資に特化したファンド「Japan Hydrogen Fund」に出資すると発表した。
同ファンドは、日本での水素の普及を目指し、個社ではできない水素サプライチェーン構築の支援を目的とした民間ファンド。一般社団法人水素バリューチェーン推進協議会、株式会社アドバンテッジパートナーズ、三井住友DSアセットマネジメント株式会社によって設立された。
トヨタはカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みの中で、水素を重要なエネルギーと位置づけ、「つくる/はこぶ/ためる/つかう」の各領域においてさまざまな取り組みを推進。同ファンドへの出資を通じて、早期の水素社会の構築に向けて貢献すると述べている。