いすゞ自動車と米Applied Intuitionが戦略的提携契約締結、最大5年のアライアンス戦略でレベル4自動運転トラックを共同開発

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いすゞ自動車、Applied Intuition, Inc.(本社:アメリカ合衆国カリフォルニア州、以下「Applied Intuition」)の2社は8月28日、レベル4自動運転トラックを共同で開発すること等を目指す戦略的提携契約を締結したと発表した。

両社は今回の戦略的提携契約により、最大5年間にわたるアライアンス戦略でレベル4自動運転トラックの共同開発を推進。いすゞ自動車はApplied Intuitionが有するシリコンバレーの先進技術を活用して、自動運転事業を早期に開始し、「物流2024年問題」をはじめとする物流における社会課題の解決を目指す。

いすゞ自動車は4月に公表した中期経営計画「ISUZU Transformation – Growth to 2030(IX)」において、自動運転ソリューションを新事業の柱として確立することを公表。IXでは2027年度から日本・北米を起点に自動運転レベル4のトラック・バス事業を開始することを目指しており、同社はその大きな原動力とするため、今回、Applied Intuitionと戦略的提携契約を締結し、日本の幹線輸送向けの自動運転技術開発を推進するとしている。

今回の提携により、いすゞ自動車は先進の自動運転技術を獲得するとともに、日本の幹線輸送向けのレベル4自動運転トラックを開発。具体的には、2026年度に同社が規定するODD(運行設計領域)のもとでモニター実証を行い、2027年度中の自動運転レベル4のトラック事業の開始を計画している。

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