日産自動車は7月31日、昨年度に期間限定で販売した特別仕様車「キャラバン MYROOM Launch edition」の標準モデルとなる「キャラバン MYROOM」を8月下旬より発売すると発表した。
キャラバン MYROOMは、日常生活に追われる中で非日常を感じ、自然に触れて安らげる空間がほしいカスタマーに向けて、自分のお気に入りの部屋ごと自然の中に持ち込んで、リラックス(憩うこと)ができるクルマとして開発された、新たなカテゴリーのモデル。
今回の発売にあたり、キャラバン MYROOM Launch editionで設定していた「GRAND プレミアムGX」グレードに加え、「プレミアムGX」グレードを新たに設定。車体色には、ベースモデルの「キャラバン」で人気のある「ディープフォレスト」を新たに設定し、MYROOM専用色であるサンドベージュ/ホワイト 2トーンと合わせて合計5色を設定した。
内外装はLaunch editionと同様の特徴を持ち、外装ではブラックグリルやブラックドアハンドル、ブラックドアミラー、ブラックスチールホイール等、専用パーツを揃えることで引き締まった外観を演出。リヤクォーターウインドウとバックドアにはMYROOM専用ステッカーを採用した。
木目をふんだんに使用した内装では、シンプルでミニマルなデザイナーズホテルのような洗練された趣を実現。ベッドとテーブルを組み合わせることで、リビングルームモードやベッドルームモード、ダイニングルームモードと、車内を自在にアレンジできる他、2列目の2 in 1シートは用途に合わせて簡単にシートをアレンジすることが可能。
また、車中泊用のベッドは、ヘリンボーン生地を使用した折りたたみベッド、または同生地のMYROOM跳ね上げベッドの2つのパターンを用意。さらに、好きな位置で固定したり、取り外したりすることができるスライドテーブルも採用している。
他にも、電気自動車「日産リーフ」で使用されていたバッテリーを再利用して開発した「ポータブルバッテリー from LEAF」からMYROOMに給電することで、電源のない場所においても車内のAC 100Vコンセントの活用が可能。
【希望小売価格】551万6500円~685万5200円