マツダ、サステナビリティに関する取り組み推進のためにトランジション・ボンドによる合計300億円の資金調達を決定

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マツダは7月25日、「サステナブル・ファイナンス・フレームワーク」に基づき、トランジション・ボンドの発行条件を決定したと発表した。今回発行するトランジション・ボンドは、2024年3月の発行に続くもので、5年および10年の年限で構成されており、発行額は合計300億円となる。

同社は、2030経営方針における主要取り組みとして、2050年のサプライチェーン全体におけるカーボンニュートラル(以下「CN」)実現に向けた取り組み、および電動化戦略、安全・安心なクルマ社会の実現への貢献などを掲げており、サステナビリティに関する取り組みを推進するため、2024年1月に本資金調達の枠組みとして「サステナブル・ファイナンス・フレームワーク」を策定した。

今回のトランジション・ボンドにより調達した資金については、バッテリーEVやプラグインハイブリッド車等の開発・製造や、グローバル自社工場のCN等、「サステナブル・ファイナンス・フレームワーク」で定義した適格クライテリアのプロジェクトへの活用を予定しているという。

同社は今回の資金調達を通じて、さまざまな社会課題の解決に向けた取り組みを推進・強化し、持続可能な社会に貢献すると述べている。

トランジション・ボンドの概要>

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