三菱自動車は7月8日、日本郵便株式会社から、集配用車両としてワンボックスタイプの軽商用電気自動車「ミニキャブEV」3000台の受注を受けたことを発表した。なお、納入は今秋から順次開始する。
日本郵便には、2013年よりミニキャブEVの前モデルであるミニキャブ・ミーブを既に5000台以上納入。今回は、約11年間の同社製EVの使用実績を踏まえての受注だとしている。
ミニキャブEVは、ルート配送に十分な航続距離180km（WLTCモード）、大容量の荷室空間、滑らかで力強いモータードライブ、CO2を含めたガスを全く排出しない環境性能、優れた静粛性を実現。さらに、業務時間内の給油の手間を省ける利便性等、ラストワンマイルの課題解決に貢献するとともに、温室効果ガス排出量の削減を目指す日本郵便の環境マネジメントの推進にも寄与する。
＜三菱自動車 加藤隆雄 社長のコメント＞
現在、世界中で急速に進んでいる脱炭素社会にむけた取り組みへの対応を求められています。この度、日本郵便様より新たに3,000台のご契約をいただいたことは、長年ご使用される中で高い評価をいただけた結果と認識しており、大変ありがたく思います。今後も当社は、電動車の開発・生産・販売を行うだけでなく、電動車への共感を広げる活動を通じて普及活動に取り組み、持続可能な社会の構築に貢献していきたいと考えております。
