ボルボ・カー・ジャパンは5月22日、EVの小型SUV 「EX30」の2024年1-4月累計の日本における販売(登録)台数が942台を記録し、同期間における輸入EVの車名別登録台数で第1位を獲得したと発表した。
2023年11月に発売されたEX30は、こだわりのスカンジナビアンデザインや充実した標準装備を採用し、日本の標準的な機械式立体駐車場に対応する全長4,235㎜×全幅1,835㎜×全高1,550㎜(国土交通省申請予定値)という取り回しのしやすいコンパクトなサイズを特徴としたボルボ史上最少のSUVだ。
パワートレーンは、最大航続距離480㎞(欧州参考値)を実現した効率的なNMCバッテリーを搭載したシングルモーター・エクステンデッドレンジを国内に導入。また、デザイン、製造、輸送等の製造過程とライフサイクルにわたるCO2排出量削減に取り組み、20万㎞の走行時における総二酸化炭素排出量を30トン以下に抑えることを実現した他、製造に使用される全アルミニウムの約25%、全スチールの約17%にリサイクル素材を、車に使用されている全プラスチックの約17%にリサイクル素材を採用する等、既存のEVであるC40やXC40と比較してCO2排出量の25%削減を実現している。
2024年1-4月の全ボルボ車の販売台数は4,200台となり、ボルボの新車登録台数に占めるEV比率(EX30ならびにC40、XC40を合わせた全てのEVモデルでの登録構成比)は25.8%を占め、ボルボの新車販売の約4台に1台がEVになるという。
ボルボ・カーズでは、2040年までに温室効果ガス排出量をネットゼロにするという目標を掲げ、EX30は同目標に大きく貢献するモデルとして挙げている。