日産自動車は5月16日、「エクストレイル」を仕様向上するとともに、90周年記念車「90th Anniversary」を設定し、6月20日より発売すると発表した。
エクストレイルは、洗練された上質感のあるデザインを採用し、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」による力強い走りを実現した、プレミアムSUV。今回の仕様向上では、安全性能や使い勝手の向上を図った他、グレード別のオプション設定、車体色の追加設定等が行われた。
具体的には、「インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)」と「インテリジェント ルームミラー」を全車標準装備することで安全性を向上した他、NissanConnectナビゲーションシステムにHDMI端子を設定、日産オリジナルナビゲーションやディスプレイオーディオに「インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)」の映像を投影可能とする等、使い勝手の向上を図った。
また、Gグレードの内装ではタンに加えてブラックのナッパレザーシートを、Xグレードでは19インチタイヤとアルミホイールを選択可能とする等、多彩なオプションを用意。さらに、これまで2トーンカラーのみに設定されていた人気色のシェルブロンドを、単色でカラーラインアップに追加した。
今回設定された90周年記念車は、ルーフレールとフロントのVモーションをカッパー色化し、ブラックカラーにカッパーストライプがデザインされたドアミラー、ブラック化した18インチアルミホイール、「リモコンオートバックドア」を標準装備。シート地には、「テーラーフィット」にカッパー色のステッチを施したものを採用し、90th Anniversaryのタグとともに特別感を演出した。
【希望小売価格】360万1400円~447万4800円
また、日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社は5月16日、エクストレイルをベースとしたカスタムカー、エクストレイル「AUTECH」、および、「エクストリーマーX」を仕様向上し、日産の販売会社を通じて6月20日より全国一斉に発売すると発表した。
AUTECHは、多種多様なカスタムカーづくりで蓄積してきた同社伝統のクラフトマンシップを継承し、スポーティでありながら高級感漂うスタイリングを伸長させたブランド。プレミアムスポーティをコンセプトに、AUTECHブランド発祥の地である湘南・茅ヶ崎の「海」と「空」のイメージから想起したブルーをブランドのアイコニックカラーに採用。
またエクストリーマーXは、よりアクティブな個性を表現したいユーザー向けとして、専用のエクステリアパーツや防水シートを装備し、ベース車の初代モデルからのDNAである「タフギア」イメージをさらに高めたモデル。
今回の仕様向上では、エクストレイル「AUTECH」、エクストレイル「エクストリーマーX」ともに、「インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)」 と「インテリジェント ルームミラー」を全車標準装備とすることで安全性を強化するとともに、NissanConnectナビゲーションシステムにHDMI端子を設定する等、使い勝手の向上を図った。
【希望小売価格】[エクストレイル「AUTECH」]457万9300円~533万2800円[エクストレイル「エクストリーマーX」]449万2400円~462万3300円