マツダ、北米市場向け2列シートクロスオーバーSUV 新型「CX-70」を初公開

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マツダは1月31日、北米事業を統括するマツダノースアメリカンオペレーションズ(Mazda North American Operations)が、新型クロスオーバーSUV「CX-70」を、現地時間の1月30日に初公開したことを発表した。米国およびカナダにおいて今春の発売を予定している。

マツダのラージ商品群「CX-60」「CX-90」に続く第3弾となるCX-70は、同社の重点市場でもある北米市場向けに開発された2列シートクロスオーバーSUV。ひと中心の思想による走る歓びと環境安全性能を両立している他、活動的なユーザーのライフスタイルに合わせたデザインと機能性を採用している。

新型CX-70は、“Passion Pursuer(情熱の探求者)”を開発コンセプトに、好きなことや興味があることへの挑戦を楽しむ、前向きで活動的なユーザーの嗜好に合わせたスポーティなデザイン、ゆとりある実用的な荷室空間を確保。

パワートレインには、3.3リッター直列6気筒ガソリンエンジン(ターボチャージャー付)にM Hybrid Boostを組み合わせた「e-SKYACTIV G3.3」と、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンと電動モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステム「e-SKYACIV PHEV」の2種類を設定。後輪駆動ベースの新世代アーキテクチャーとの組み合わせにより、優れた操縦性能と環境性能を両立。

内外装では、デザインテーマ“魂動(こどう)-SOUL of MOTION”にもとづき、生命感を表現したデザインを採用。力強い造形の前後バンパー、新デザインの21インチアルミホイール、各所に施された黒色パーツ等を採用した外装に、鮮やかさと深みをあわせもつ赤系色のバーガンディを基調としした内装が、アクティブなライフスタイルを表現。

さらに、後方開口部からスイッチ操作で2列目シートを倒すことができる電気式のリモートフォールド機能、2列目シート折畳み時でもリアの掃き出し口からフラットになる床面、常備品などを入れる三つの床下収納スペース、トレーラーの連結をサポートする「トレーラーヒッチビュー」、5,000lbsのけん引能力、1,500W給電機能等、活動的なユーザーをサポートする機能を多く採用している。

安全性能では、CTSの使用時に手放し運転やドライバーの閉眼や脇見を検出した場合に、ドライバーへの注意喚起を段階的に行う最新の「クルージング&トラフィック・サポート(CTS)緊急停止支援機能付」を採用した。

同社では新型CX-の導入により、2列シートミッドサイズSUVセグメントへ新たに参入し、需要が堅調なSUVラインアップを拡充しながら、北米におけるビジネス成長およびブランド向上を図るとともに、CX-70には全グレードがプラグインハイブリッドシステムまたはM Hybrid Boost(48Vマイルドハイブリッドシステム)の電動化技術を採用しており、市場ニーズへ適合させながら同地域における電動化を加速させると述べている。

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