マツダは12月25日、「フレアワゴン」「フレアワゴン カスタムスタイル」をフルモデルチェンジし、全国のマツダ販売店を通じて発売した。
今回のフルモデルチェンジでは、デザイン、広く快適な室内空間、安全機能等のフレアワゴン/フレアワゴン カスタムスタイルの特徴の進化が図られた。
<デザインの進化>
◆フレアワゴン
外装は、大容量のコンテナをモチーフに、コンテナのプレス面を連想させるボディサイドのビード形状等を採用。フレアワゴンらしさは継承しつつ、“心地よさ”と“ワクワク感”を際立たせた。
車体色は、新色の春に咲く花のような柔らかみのある色を表現した「ミモザイエローパールメタリック」と、使い込んだ革製品のような深みのある色を表現した「トーニーブラウンメタリック」の他、2トーンルーフ仕様車を含む全9色を設定。XS専用の2 トーンルーフ仕様車のルーフ色には「ソフトベージュ」を採用した。
ブラウンを基調とした内装では、サイドルーバーガーニッシュやドアアッパー部分にマットな質感のカフェラテ色を配色。グレー基調のカラーメランジシート表皮と相まって、居心地のよい室内空間を演出している。
◆フレアワゴン カスタムスタイル
外装では、メッキと艶のあるブラックを組み合わせた大型のフロントグリルやメッキフロントバンパーガーニッシュ、メッキバックドアガーニッシュ等を装備することで、“上質感”と“存在感”を表現。
車体色には、2トーンルーフ仕様車を含む全6色をラインナップ。「ピュアホワイトパール」「スチールシルバーメタリック」には「ブラックルーフ」の2トーンルーフ仕様車を設定した。
内装では、ブラックを基調としながら、セミマットな質感のボルドーと光沢のあるピアノブラックの加飾を施すことで、上質で落ち着いた雰囲気を演出。シートサイド部は艶のあるパイピングを施したレザー調を採用し上質な室内空間とした。
<室内の快適性・使い勝手の進化>
後席の左右シート前端に「マルチユースフラップ」をマツダの軽自動車として初採用。フラップの位置や角度を調整することで、くつろぎ感を得られるオットマンモード、走行中の姿勢安定をサポートするレッグサポートモード、荷物の落下を予防する荷物ストッパーモードの 3 つのモード選択が可能。
また、ビッグオープントレイ(助手席)やオープントレイ(運転席)、フロントドアアッパーポケット(両側)、シートバックアッパーポケット(運転席/助手席)等、多彩な収納スペースを設置。
さらに、静粛性を高めたスリムサーキュレーターや、インパネと後席運転席側にUSBチャージャー(USB-Type- A、Type-Cを各1個)を設置する等、室内での快適性と利便性を向上した。
<走行性能の進化>
燃焼効率を高めたR06D型自然吸気ガソリンエンジン(NA車)と、軽量で高効率な新CVT、マイルドハイブリッドの組み合わせにより、優れた燃費性能を実現。
また、環状骨格構造や構造用接着材の採用により、ボディ剛性や操縦安定性を向上した他、アンダーボディ接合面への減衰接着剤の採用等により、室内の高い静粛性を実現した。
<安全性・利便性の進化>
マツダの軽自動車として初となる、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を全車に標準装備した他、アダプティブクルーズコントロール[全車速追従機能・停止保持機能付]、車線維持支援機能等を採用。また、フロントピラーを細くして前方視界を拡大し、右左折時の歩行者や交通状況に対する視認性を向上した。
さらに、電動パーキングブレーキ(オートホールド機能付)、ステアリングヒーターをマツダの軽自動車として初めて採用した他、チインフォメーションディスプレイには4.2インチカラーTFT液晶を全車に標準装備し、視認性を向上した。
【希望小売価格】154万1100円~240万200円