トヨタ車体、ジャパンモビリティショー2023で商用バン、乗用ミニバンの未来を提案

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トヨタ⾞体(本社:愛知県刈谷市、松尾勝博社長)は10月13日、ジャパンモビリティショー2023(会場:東京ビッグサイト、開催期間:10月25日~11月5日)に“すべての「はこぶ」をミライへ”をテーマに、コンセプトカー3台とレストア⾞1台を出展すると発表した。

同社ブースでは、初代ハイエースから始まった人や物を運ぶバンの歴史~商用⾞、乗用ミニバンの魅⼒、可能性を提案していく。あわせて、体感型プログラム“Back to Kids!”も設け、子供の目線になって圧倒的に広く、楽しいミニバンの大空間が体験できる(要整理券、整理券配布時間は公式SNSで発表)。

また、ステージ演出のBGMは、地元愛知県出身で今年デビュー20周年を迎えた、スキマスイッチの常田真太郎さんによるJAPAN MOBILITY SHOW 2023 トヨタ車体ブースオリジナル楽曲となっている。

【出展⾞両】

①GLOBAL HIACE BEV CONCEPT(グローバル ハイエース BEV コンセプト:参考出展⾞、世界初出展)※メイン写真

先進的なデザインと大空間、使いやすさを兼ね備えた次世代BEVバン。多様化するドライバーに配慮した静粛性・乗降性と、取り回しやすさ(最小回転半径5.5m)。フラットフロアやウォークスルー、荷物を楽に移動できる専用カートにより使いやすさを追求した。助手席エリアをカーゴスペースとし、約3.5mの⻑尺物も積載可能。コネクティッド技術を活用し、配送ルートの最適化、次に配達する荷物の積載位置等が表示され配達効率を向上させた。

〈主要諸元〉全⻑5,280㎜×全幅1,950㎜×全高1,990㎜、ホイールベース3,210㎜、最大荷室長3,490㎜、荷室幅1,270㎜、乗車定員1人

②X-VAN GEAR CONCEPT(クロスバン ギア コンセプト、参考出展⾞、世界初出展)

多様化するライフスタイルに合わせ、すべての人が人⽣を楽しむ次世代のキャブワゴン。乗用ミニバンの大空間とSUV のアクティブスタイルを両⽴した新しいカテゴリー。シンプルにまとめた運転席まわり、明るくソファーのようなシートと開放的な天井でリビングのような室内を持つ。B ピラーレスによる大開⼝ドアから、⾃転⾞や釣り竿などの趣味のアイテムの積み下ろしが可能。3列シートを持ち、助手席を回転させたり、2列目をテーブルにしたり、用途に合わせ6パターンのシートアレンジを持つ。

〈主要諸元〉全⻑4,695㎜×全幅1,820㎜×全高1,855㎜、室内長2,965㎜×室内幅1,550㎜×室内高1,340㎜、乗車定員6人

③VELLFIRE Spacious Lounge CONCEPT(ヴェルファイア スペーシャスラウンジ コンセプト、参考出展⾞、世界初出展)

4席だけの大空間で快適に過ごせるおもてなし装備・機能を備えた最上級ミニバンで、ショーファーからレジャーユースまで幅広いニーズに対応できる。座り⼼地を追求した専用のリヤシート、⾜元は7人乗りに⽐べ約500㎜広いスペースを確保。鞄が置けるフロアトレイや冷蔵庫も設置。多忙なビジネスマンの移動中、⾞内で執務やWEB会議も快適にできるテーブルや各部に電源を装備。前席との間には間仕切りカーテンを設定しプライバシーを確保した。リヤシートのヘッドレストにはスピーカーが内蔵され、移動時間を臨場感あふれる⾳楽で⼼から寛げる時間にする。専用絨毯で、スイートルームのような高級感あふれる大空間を創出。ラゲージには専用のハンガーバーを装備し、移動先に合わせた着替えも可能になっている。

〈主要諸元〉全長4,955㎜×全幅1,850㎜×全高1,945㎜、ホイールベース3,000㎜、室内長3,005㎜×室内幅1,660㎜×室内高1,360㎜、乗車定員4人

④初代ハイエース(参考出展⾞)デリバリーバン9人乗り

もっと便利に、もっと快適に。1967年、クルマの可能性を広げるバンの先駆けとなった新しい形の商用⾞「ハイエース」の初代モデルをレストア。物を運ぶのはトラックだった時代に、屋根のあるトラックとして、また、乗用⾞と同じ機能をもったクルマとして、当時の⽣活感覚にぴったりした人間本位の商用⾞として注目された。

〈主要諸元〉全長4,305㎜×全幅1,690㎜×全高1,890㎜、ホイールベース2,350㎜、エンジン:1,600㏄ガソリン、トランスミッション:4速マニュアル、乗車定員9人

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