日産自動車は10月11日、新たな車中泊のカタチを提案するモデル「キャラバン MYROOM」を発表するとともに、期間限定の特別仕様車「キャラバン MYROOM ローンチエディション」の注文受付を開始した。なお、ローンチエディションの納車は2024年2月以降を予定している。
今回発表したキャラバンMYROOMは、キャラバンをベースに、日常生活に追われる中で非日常を感じ、自然に触れて安らげる空間がほしいカスタマーに向けて、自分のお気に入りの部屋ごと自然の中に持ち込んで、リラックス（憩うこと）ができるクルマとして開発されたモデル。
外装では、グリルやドアハンドル、ドアミラー、スチールホイール等をブラックカラーの専用パーツで統一することで引き締まった印象を強調。リヤクォーターウインドウとバックドアにはMYROOM専用ステッカーを施し、特別感を演出している。車体色には専用色のサンドベージュ／ホワイトの2トーンを含む4色を設定した。
木目をふんだんに使用した内装では、“クルマの内装感”を消すことに注力し、シンプルでミニマルなデザイナーズホテルのような洗練された室内空間を実現。2列目には、用途に合わせて簡単にシートアレンジできる2 in 1シートを採用。シート表裏で硬さが異なるクッションパッド構造を採用し、乗車移動時には程よい硬さで乗り心地を追求し、駐車時には柔らかなソファーのような座り心地を楽しめる。
また車中泊用のベッドでは、ヘリンボーン生地を採用した、2分割の折りたたみベッドか、ワンアクションでベッド展開できるMYROOM跳ね上げベッドの選択が可能な他、好きな位置で固定できるスライドテーブルを装備。ベッドとテーブルを組み合わせることで、リビングルームモード、ベッドルームモード、ダイニングルームモード等の車内アレンジも可能となっている。
さらに、EV「日産リーフ」のバッテリーを再利用して開発した「ポータブルバッテリー from LEAF」からMYROOMに給電することで、電源のない場所においても、車内のAC 100V電源の活用が可能。
特別仕様車のローンチエディションでは、MYROOM専用オプションの車内カーテン、ウッドブラインド、AC 100V電源、スポット照明付きの木目調ルーフパネル、ロールスクリーン、ルーフサイド間接照明を標準装備している他、カーテンと同じ生地で制作したキャラバン MYROOMオリジナルクッションも付属している。
【希望小売価格】［キャラバン MYROOM ローンチエディション］595万8700円～714万円
