レクサス「LS」を一部改良 走りの進化、機能・装備を充実

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レクサスは10月4日、「LS」を一部改良し、同日、全国のレクサス店を通じて発売した。

LSは、1989年にトヨタ自動車がアメリカ合衆国を主要マーケットとして立ち上げた高級車ブランド「レクサス」の最上級モデルとして初代モデルが登場。国内では、初代から3代目モデルはトヨタブランドのセルシオとして、4代目からはレクサスブランドとして販売。現在は5代目モデルとなる。今回の一部改良では、操予防安全技術と高度運転支援技術の機能強化、機能・装備の拡充、走りの進化が図られた。

走りの進化では、ラジエーターサポートブレースを追加してボディ剛性を高めたことで操舵応答性を向上し、優れた操縦安定性を実現。また、フロントおよびリヤサスペンション等の締結工程を高精度化することで締結トルクを高め、締結部位の剛性を強化した他、排気管サポートゴム(排気管を支える部品)の角度の見直しによる走行中の排気管の振動を抑制することで、優れた乗り心地を実現。さらに、後輪転舵角を拡大したDynamic Rear Steering(DRS)をAWD車に設定して取り回し性能を向上した他、乗り心地を優先したドライブモードセレクト「Comfort」モード選択時に、後席乗員が不快に感じにくいよう揺れを抑制する機能を追加した。

予防安全技術と高度運転支援技術の機能強化では、運転状況に応じて適切な操作をサポートするプロアクティブドライビングアシストや、交差点等での衝突回避を支援するプリクラッシュセーフティの一部機能を強化した、最新の予防安全技術“Lexus Safety System+”を採用。さらに、高度運転支援技術Lexus Teammateの機能Advanced Drive(渋滞時支援)とAdvanced Park(リモート機能付)も搭載している。

機能・装備の拡充では、12.3インチフル液晶メーターを採用し、運転支援情報の表示を変更することで使い勝手を向上した他、前後方を記録するドライブレコーダーを標準装備。HEVモデルには非常時給電システム外部給電アタッチメントが搭載された。他にも、専用のスマートフォンアプリをインストールすることで自身のスマートフォンが車のキー(鍵)となる“デジタルキー”に対応した。

【希望小売価格】1094万円~1799万円

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