Uber Japan株式会社は10月1日、一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会に賛助会員として9月27日付で正式に加入したことを発表した。
同社は、2014年にハイヤー配車サービス「Uber プレミアム」を、2018年にはタクシー配車サービス「Uber Taxi」の提供を開始。全国のハイヤー・タクシー事業者の新規顧客獲得、売上機会の創出、スムーズなインバウンド対応等、より効率的なタクシー運用の継続的な支援とともに、Uberアプリ利用者の利便性向上を推進。現在、全国のハイヤー・タクシー会社と提携し、Uber Taxiを全国17都道府県19都市で、Uberプレミアムを東京23区内・千葉県(成田空港周辺)・京都市内で展開している。
今回は、全国ハイヤー・タクシー連合会の“タクシー・ハイヤー事業の適正な運営と利用者に対するサービスを通じて、事業の健全な発展を図り、社会公共の福祉に寄与する”という目的に賛同しての加入だとしている。
Uber Japanは、全国ハイヤー・タクシー連合会の賛助会員として、乗務員不足等のハイヤー・タクシー業界を取り巻く社会的課題に対応するため、これまで以上に効率的なハイヤー・タクシー車両の配車や、訪日観光客・ビジネス客の移動需要の取り込み、先進的なテクノロジーの活用を通じた売上機会の創出を支援する他、サービス提供エリアの拡大や新規サービスの展開を積極的に推進すると述べている。
今回の全国ハイヤー・タクシー連合会への加入に際し、Uber Japanモビリティ事業代表の山中志郎氏は、「昨今はインバウンド需要が急速に回復しており、空港に到着して初めに開くアプリが Uber だという海外からのお客さまも多く、利用者さまが増えております。国内外のお客さまの移動需要にお応えするとともに、コロナ禍後も成長を続けているオンラインデリバリーサービス『Uber Eats』や、両サービス共通のサブスクリプションサービス『Uber One』の利用者さまに向けたハイヤー・タクシー需要喚起など、幅広い取り組みを一層強化し、同連合会の賛助会員として、事業者の皆さまと利用者さまにとってより使いやすいテクノロジーとサービスを提供しながら、業界ひいては日本が直面する課題の解決とさらなる成長に貢献してまいります」とコメントした。