ロータスが電動SUVに続き4ドアのハイパー電動GT、エメヤを発表

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ロータスは9月7日(現地時間)、同社初の4ドアGTモデル「Emeya(エメヤ)」をアメリカ・ニューヨークで発表した。このモデルは2024年に生産が開始される予定。

エメヤは、ローターが持つ伝統とインテリジェントなパフォーマンスと最新の最先端技術を融合させることで、ラグジュアリーな電気自動車の外観とハンドリングの限界を押し広げ、真の意味でドライバーのためのクルマに作り上げた。

最高仕様モデルは、同社のハイパワーデュアルモーター(最高出力905hp/最大トルク985Nm)を搭載したフルタイム全輪駆動で、最高速度は時速250㎞オーバー、時速0~100㎞加速は2.8秒以下という、世界最速の電動GTとした。

エメヤのボディは空気の流れをスムーズにし、クラストップレベルのダウンフォースを生み出す先進のアクティブエアロダイナミクス機能が搭載されている。

フロント部にはハイパーSUVのエレトレではじめて採用された、アクティブフロントグリルとアクティブエアリップを装備。アクティブフロントグリルは状況により開閉し、クローズ時はドラッグを減らしクルマの効率を高め、オープン時はバッテリーとブレーキシステムを冷却する。

アクティブエアリップは、高速時のダウンフォースを増加させハンドリングを安全性を向上させる。

リヤ部にはアクティブリヤディフューザーと、アクティブデュアルレイヤーリヤスポイラーを装備。アクティブリヤディフューザーはモータースポーツから着想を得たもので、車体下部の空気の流れをスムーズにしつつクルマの安定性とハンドリングを高める。

アクティブデュアルレイヤーリヤスポイラーは、280㎜の幅を持ちエレトレよりも100㎜広く、215㎏以上のダウンフォースを提供する。アクティブリヤディフューザーとの組み合わせで、エメヤは高速域でも非常に安定したハンドリングを発揮する。

足回りは電子制御エアサスペンションシステムを装着。このシステムは1秒間に1000回、前方の道路状況を読み取ることで快適な乗り心地を提供する。

さらに、ロードノイズキャンセレーション(RNC)を装備しており、車体に設置された振動センサーがタイヤとサスペンションの動きを検知し、アルゴリズムがスピーカーを通して逆位相の音響信号を生成し、あらゆる干渉を打ち消す。これにより、室内は最先端のオーディオ体験が実現される。

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