新型「トライトン」がアジアクロスカントリーラリー2023で総合3位入賞

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三菱自動車は8月21日、同社が技術支援する「チーム三菱ラリーアート」が新型「トライトン(T1仕様=改造クロスカントリー車両)」で、アジアクロスカントリーラリー2023(以下「AXCR」)に参戦し総合3位に入賞したと発表した。

AXCRは8月13日~19日にタイおよびラオスで開催され、チーム三菱ラリーアートは競技区間973.98km(実際の距離はコース変更により短縮)を含む総走行距離2033.42kmを走破。チャヤポン・ヨーター選手(タイ)が、合計タイム12時間0分40秒(総合首位から14分18秒差)で総合3位に入賞した。

今回初参戦となる田口勝彦選手は総合8位、リファット・サンガー選手(インドネシア)は総合32位となった。また、2台以上のエントリーですべての車両が完走した上で、上位2台の合計タイムで競うチーム賞も受賞している。

今回、同チームはフルモデルチェンジによって全方位で進化を果たした新型トライトンの量産車とほぼ同じ仕様で、市販車の部品を使用して短期間で製作された車両で参戦した。競技を通じて、ラリーカーとしてどのように戦闘力を上げるかの課題や、市販車にも反映すべき技術的な情報獲得にも繋がったと参戦の成果を挙げた。

【「AXCR2023」四輪部門 総合成績】

  • 1位:青木拓磨(トヨタ・フォーチュナー)/11時間46分22秒
  • 2位:トゥバグス・モレンシャディ(トヨタ・フォーチュナー)/11時間50分50秒
  • 3位:チャヤポン・ヨーター(三菱・トライトン)/12時間00分40秒
  • 4位:ラズ・ハイマン(シーガル・シーガル)/13時間10分40秒
  • 5位:ピティポン・プロンチュティクン(トヨタ・ハイラックスレボ)/13時間30分59秒
  • 6位:マナ・ポーンシリチャー(トヨタ・ハイラックス)/13時間33分25秒
  • 8位:田口勝彦(三菱・トライトン)/13時間49分31秒
  • 32位:リファット・サンガー(三菱・トライトン)/30時間22分29秒
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