レクサス主催の国際デザインコンペ受賞作品を初めて国内に展示

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レクサスは、豊かな社会とより良い未来の創造に向けたデザインアイデアを募集する、国際デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD」を2013年から毎年開催しており、ミラノデザインウィークで展示された本年の受賞作品が、8月21日(月)までLEXUS MEETS…(東京ミッドタウン日比谷内)で展示されている。

作品募集のテーマは「より良い未来のためのデザイン」で、次世代を担うクリエイターと共に、サステナブルな社会に貢献する様々な発想が集まった。また、ここでは作品の展示だけでなく、3カ月間のメンタリングプログラムを通じた作品の進化が見られるよう、制作過程でしようした素材や制作過程を振り返るストーリーパネルも併せて展示される。

会場の営業時間は午前11時から午後8時まで(展示最終日は午後6時で終了)。

【展示概要】

作品名: Fog-X
受賞者:パヴェルス・ヘッドストロム(スウェーデン)
活動拠点:デンマーク

水不足の乾燥した環境において、空気中の霧を集めて水に変え、飲み水を提供するシェルターへと拡張可能なジャケット。当初の重いバックパックから軽い“ジャケット”という日常使いのアイテムに進化させ、更に実用性を高めるために、霧の多い場所を案内するスマートフォン用の専用アプリケーションも開発。メンターシッププログラムを経て、Fog-X のデザインは、あらゆる面でより身近で、使いやすいプロダクトへと進化を遂げた。

 

作品名:Print Clay Humidifier
受賞者:ジャーミン・リュウ(中国)

セラミック廃棄物をリサイクルして作られた、電力を必要としないサステナブルな加湿器。メンターからのアドバイスを受け、実験を繰り返し、吸収効率を最大化させるセラミックパウダーの配合と形状にたどり着き、機能性のみならず、エレガントなデザインを兼ね備えた加湿器を実現した。

 

作品名:Touch the Valley
受賞者:Temporary Office/ヴィンセント・ライ(シンガポール)、ダグラス・リー(カナダ)
活動拠点:アメリカ

視覚障がいを持つ人が、触覚を通じて楽しみながら地形などを学べる3Dパズル。視力回復トレーニングの専門家や視覚障がい者のコミュニティでユーザーテストを繰り返し、磁石による結合や高低差を感じられる溝などの機能を追加し、より楽しむことができるデザインに進化した。

作品名:Zero Bag
受賞者:パク・キョンホ & ホ・イェジン(韓国)

水溶性プラスチックに紙状の洗剤や重曹のフィルムを組み合わせた、環境に優しい梱包用パッケージ。商品と一緒に洗うことでプラスチックは溶け、ゴミを削減し、商品に付着した化学物質も除去。メンタリング期間中、Zero Bagの使用に適した商品を幅広く検討し、当初考えていた衣類だけでなく、野菜やフルーツ、ミールキット等にもZero Bagの活用範囲を拡大。

【LEXUS MEETS…詳細】https://lexus.jp/brand/lexus_meets/

【LEXUS DESIGN AWARD詳細】https://lexus.jp/magazine/artdesign/lexus-design-award/

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