<Drive! NIPPON>雄大な岩手山を間近に。自然もグルメも堪能する岩手・県央ドライブ

ドライブ

山と海の両方の自然や山海グルメにも恵まれ、歴史や文化遺産、美しい景観など、魅力あふれる岩手県。今回のドライブ旅では、県庁所在地の盛岡市からアクセスしやすいドライブスポットを紹介します。まずは岩手県の最高峰、標高2038mの岩手山を間近に望む、八幡平方面へ。
人気の小岩井農場や温泉など、豊かな自然に囲まれた岩手山麓の魅力を満喫するドライブに出かけてみませんか。

 

※ 掲載記事に関して
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、紹介する施設によっては営業時間の変更や休業、イベントの延期・中止が生じる場合があります。また、情報は記事掲載時点のものです。お出かけの際は、事前にHPなどで詳細をご確認ください。

 

盛岡駅


①八幡平アスピーテライン/八幡平樹海ライン

②小岩井農場

③御所湖

④盛岡つなぎ温泉

 

ダイナミックな眺望の中を爽快ドライブ「八幡平アスピーテライン」

岩手県と秋田県にまたがり、岩手山を望みながら八幡平(はちまんたい)を横断する全長27kmのドライブウェイ。高原地帯にはアオモリトドマツの樹林や、火山口跡らしい大小さまざまな沼が点在し、独特な雰囲気が漂う景観が魅力です。例年4月中旬〜下旬頃に冬期間の通行禁止が解除されますが、春はまだ道の両側に雪が壁のように残っており、八幡平名物の「雪の回廊」を見ることができます。また、秋は県内屈指の紅葉スポットとしても人気。ダイナミックな自然の中を駆け抜けるドライブを楽しみましょう。
※通行可能期間4月中旬から11月上旬。ただし、凍結の危険があるときは通行止めになることがあります。

■住所:岩手県八幡平市
■TEL:0195-78-3500((一社)八幡平市観光協会)

 

絶景と癒しの人気観光スポット「小岩井農場」

約3,000ヘクタールという広大な敷地を有する小岩井農場。観光エリアの「まきば園」は、子供から大人まで楽しめる人気スポット。一本桜や桜並木、ひまわり畑などの絶景だけでなく、動物との出会いや、自然の中で体験するアクティビティ、そして、ジンギスカンや乳製品などの絶品グルメが楽しめます。また、隣接する牛舎の敷地内には明治から昭和にかけて建築された国指定重要文化財もあり、その一部を見学可能。さらに資料館では、あゆみや現在の事業、宮沢賢治との関係も知ることができます。思わず深呼吸したくなる美しい自然に囲まれながら、グルメやアクティビティなどでリフレッシュしてみてはいかが。

■住所:岩手県岩手郡雫石町丸谷地36-1
■TEL:019-692-4321
※営業時間や料金はHPをご確認ください。
■URL:https://www.koiwai.co.jp/makiba/

 

穏やかな湖畔でリフレッシュ「御所湖」

雫石川を堰き止めて建設されたダム湖。湖畔にある県立御所湖広域公園は、スポーツ施設やレクレーション広場などがあり気軽にレジャーを楽しむだけでなく、桜やミズバショウ、スイレン、ヒマワリ、スモスなどの季節の花も楽しめるエリアです。晴れた日には雄大な岩手山と、青空、季節ごとに色づきが変わる木々の美しいコントラストを眺めながら、穏やかな湖のほとりでのんびりと過ごすのも良いでしょう。

■住所:岩手県盛岡市繋湯の館近辺
■TEL:019-689-2109(盛岡つなぎ温泉観光協会)

 

旅の疲れを癒す「盛岡つなぎ温泉」

御所湖を見下ろすように旅館やホテルが建ち並び、「盛岡の奥座敷」として親しまれているつなぎ温泉。かつて、源義家が愛馬をつないで休ませたことから、「つなぎ」という名前が付いたのだそう。つなぎ温泉の6つの源泉からは、温度の高いお湯が湧き出ており、寒い岩手の冬でも体の芯までポカポカに。また、血行や代謝の促進に効果があると言われる泉質が旅の疲れを癒すにはぴったりです。温泉でリラックスしたり、夕暮れや朝の湖畔を散策したり、過ごし方はさまざま。日頃の忙しさを忘れて、ゆっくりと至福の時間を楽しみましょう。

■住所:岩手県盛岡市つなぎ字舘市89
■TEL:019-689-2109(盛岡つなぎ温泉観光協会)

 

病みつき必至の盛岡名物「じゃじゃ麺」

岩手・盛岡の名物グルメと言えば、わんこそばと冷麺が全国的にも知られていますが、実はそれら2つの麺料理と一緒に「盛岡三大麺」と呼ばれているのがじゃじゃ麺なのです。小麦からできた茹でた平麺に、特製の肉味噌とキュウリ、ネギをのせたもので、全体的によく混ぜて食べるのが基本スタイル。酢やおろし生姜、おろしニンニク、ラー油などを入れて自分好みの味の変化を楽しむのが魅力でもあります。また、最後に1口分程度のじゃじゃ麺を残し、生卵を入れ混ぜ、ゆで汁と肉みそを加えてもらっていただくスープ、通称「チータンタン」(料金が別途かかります)もおすすめ。様々な味わいが楽しめる、思わず病みつきになるグルメをぜひ堪能してみてください。

 

本記事は、おでかけ情報ウェブマガジン「Drive!NIPPON」からの転載です。

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