アウディ ジャパンは5月30日、TTの生産終了を記念した限定モデル「TTクーペ ファイナルエディション」を発表し、同日より全国のアウディ正規ディーラーで発売した。200台の限定販売で、その内タンゴレッド25台とターボブルー25台の計50台がオンライン限定の予約販売となる。
オンラインでの販売期間は5月30日から6月11日までとなり、オンライン成約特典として、「Audi × Onitsuka Tiger コラボレーションスニーカー」を限定50足でプレゼントする。サイドにTTのロゴを表現したメタルパーツが施され、かかと部のクロスパーツには、オンライン限定カラーのタンゴレッドとターボブルーをイメージしたカラーのラインが配色された特別なスニーカーだ。
「TT」は、アウディのデザインアイコンモデルとして1998年に発表され、その独創的なデザインや高い走行性能が反響を呼び、3世代に渡って進化・発売されたプレミアムコンパクトスポーツクーペ。今回発表された「TTクーペ ファイナルエディション」は、TTの生産終了を記念した記念最終限定モデルだ。
同限定車は、TTクーペ 45 TFSIクアトロをベースとしており、ボディに軽量かつ高剛性なアルミニウムとスチールの複合構造ASF(アウディスペースフレーム)を採用し、最高出力245PS/最大トルク370Nmを発揮する2.0リッター直噴ガソリンターボエンジンを搭載。高効率な7速Sトロニックトランスミッションとクワトロ4輪駆動システムを組み合わせている。また、走行状況に応じて減衰力を制御するアウディマグネティックライド(オプション)が、あらゆる路面状況での高い走行性能を発揮する。
外装では、S lineパッケージ、ブラック アウディリングス&ブラックハイグロススタイリングパッケージ、RSデザインのリヤスポイラー、アウディ・スポーツ製20インチアルミホイール10Yスポークデザインブラックポリッシュト9J x 20 255 30、赤のカラードブレーキキャリパー、ブラックテールパイプ、アウディリングス デコラティブフィルム等を装備。ブラックカラーでディティールを統一し、スポーティでアグレッシブな印象を高めている。
車体色は、グレイシアホワイトメタリック、クロノスグレーメタリック、タンゴレッドメタリック、ターボブルーの4色を設定した。
内装では、RSデザインパッケージを採用し、ダイヤモンドパターンのアルカンターラとレザーを組み合わせたSスポーツシートに、車体色に合わせてレッドまたはブルーのカラーステッチとシートサイドパネルを設定。シートベルトエッジ、エアコンのインナーリングとセンターコンソールパネルにもカラーリングを施す等、随所に施されたビビッドなアクセントカラーがスポーティな雰囲気と上質感をうまく調和している。
他にも、センターマーカー付きRSステアリングホイール、レザー仕様のドアアームレストとセンターコンソール、アルカンターラ素材のシフトノブ、センターレブカウンター表示のスポーツモードを有するバーチャルコックピットプラス等を特別装備しているのに加え、コンフォートパッケージ、マトリクスLEDヘッドライト、クルーズコントロール、プライバシーガラス等、人気の高いオプションアイテムやパッケージを標準装備している。
【希望小売価格】793万円