BMW日本法人は5月26日、コンパクトSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)「X1」のラインアップに、“X1 xDrive20d”を追加して発売した。価格は606万円で、納車は本年6月からを予定している。
X1は、武骨なSUVとは一線を画した“オンロード走行性能を高めたSAV”をコンセプトに持つモデルの一つ。スポーティな走行性能に加え、全方向の視界が向上するセミ・コマンド・シート・ポジションや、ゆとりのある室内空間、多彩にアレンジできるリヤシートなど、使い勝手の良さも備えた、プレミアムスモールコンパクトセグメント唯一のSAVだ。
本年2月に発売された新型X1は、内外装がモダンかつ力強いデザインに刷新された他、BMWカーブドディスプレイの採用や、iDriveコントローラーの廃止など、ユーザーインターフェースの大幅なデジタル化を実施。さらに、BMWスモールコンパクトセグメント初の電気自動車iX1をラインアップしている。
今回追加した X1 xDrive20dのパワートレーンは、最高出力110kW/4,000 rpm、最大トルク360Nm/1,500-2,500rpmを発生する直列4気筒2.0リッターBMWツインパワーターボディーゼルエンジンに、7速ダブルクラッチトランスミッション、48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせ、スムーズでダイナミックな走りを実現。インテリジェント4輪駆動システムxDriveを採用し、オフロード走行性能を高めている他、燃費ではエアロダイナミクスの最適化等により、WLTCモード燃費で19.5km/リッター、JC08モードで22.6km/リッターを達成している。