トヨタとコマツ、自動走行ライトビークル開発で協業

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トヨタ自動車とコマツは5月17日、無人ダンプトラック運行システム(Autonomous Haulage System、以下「AHS」)上で自動走行するライトビークル(Autonomous Light Vehicle、以下「ALV」)の開発において協業すると発表した。

現在、鉱山現場ではAHSの管制下において、無人ダンプトラックと有人ライトビークルとが混在して走行しており、人的ミスによる衝突を避けるため、すれ違い時に無人ダンプトラックを減速・停止するしくみを取り入れることで安全性を確保していたが、無人ダンプトラックの稼働効率という点が課題となっていた。

この課題を解決するため、今回の協業では、コマツがAHSの管制システム上にALV用管理プログラムを新開発し、トヨタが乗用で培った自動運転技術を応用して、自動で走行するALVを開発する。現在、コンセプト車両での試験を実施しており、2024年1月頃を目途に実証実験の開始を予定している。

 

各社の役割
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