アルファ ロメオ、クアドリフォリオの誕生100周年を記念した限定モデルを導入

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アルファ ロメオは4月13日(伊現地時間)、ブランドの象徴であるクアドリフォリオの誕生100周年を記念して、新型「Giulia/Stelvio Quadrifoglio(ジュリア/ステルヴィオ クアドリフォリオ)」の限定モデル「Quadrifoglio 100th Anniversario(クアドリフォリオ100thアニヴェルサリオ)」を、記念日である4月15日に導入すると発表した。「ジュリア」「ステルヴィオ」ともに各100台限定での導入となる。

ローンチ・エディション「Quadrifoglio 100th Anniversario」には、レーシングマシンと市販車に採用されてきた100年にわたる技術の研究が組み込まれており、520PSにパワーアップした2.9リッターV6エンジン(欧州、英国、中国向け)を搭載。機械式セルフロッキング・ディファレンシャルを組み合わせ、Giulia GTAの設計経験から生まれた特別なチューニングにより、車両の挙動とトラクションの向上、トルク伝達の最適化、コーナーでの安定性と俊敏性とスピードの向上に貢献している。

また、ドライブシャフト、ボンネット、スポイラー、スカートにはカーボンファイバーを、エンジンにはアルミニウムなどの超軽量素材を使用することで、クラス最高のドライビング・ダイナミクスを実現。Giuliaでは、アクティブ・エアロダイナミクスのためにカーボン製フロント・スプリッターが装備されており、作動時にはアンダーフロアを通過する空気の量を制御することで、安定性とパフォーマンスを向上している。

エクステリアにおいては、GiuliaとStelvioは「3+3」ヘッドライトを特徴とするモデルレンジ全体との連続性を保ちつつ一新された、新しいアダプティブ・フルLEDマトリクス・ヘッドライトを採用。防眩機能とアダプティブ・ドライビング・ビーム機能を備え、あらゆる状況で最適に照射しながら、エネルギーの節約、安全性の大幅な向上、ドライバーの目の疲れを軽減する。

Giuliaには19インチ、Stelvioには21インチの光沢仕上げの5穴のスポーツ・アロイ・ホイールを採用し、新しい専用のゴールド・ブレーキキャリパーを装着。さらに、クアドリフォリオ100周年記念エンブレムが両車ともマッドガードに配置しているほか、ビジブル・カーボン製のグリルとミラーキャップによりスポーティさを強調している。

インテリアでは、ブラックとアルカンターラレザーのエクスクルーシブな組み合わせに高級感のあるゴールドステッチが施され、インストルメントパネル、センタートンネル、ドアパネルには、リアル・カーボンによる革新的な3D仕上げを使用するなど、スポーティな仕上げとなっている。また、ダッシュボードには、金色に輝くクアドリフォリオの横に「100」という数字がステッチされ、レザーとアルカンターラで仕上げられたステアリングホイールには、ブラックのステッチとカーボンファイバーのインサートがあしらわれている。

「テレスコピック」デザインを採用した新しいインストルメントパネルでは、フルデジタルの12.3インチTFTスクリーンを初搭載。あらゆる車両情報と自動運転技術に関するパラメータにアクセスすることが可能なほか、アルファ ロメオの全レイアウトに設定されているEvolved(エボリューション)、Relax(リラックス)、Heritage(ヘリテージ)の3つのレイアウトに加え、クアドリフォリオでは独特な「Race(レース)」を設定している。

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