スバルは4月6日、北米専用車「Crosstrek Wilderness（クロストレック ウィルダネス）」を現地時間4月5日に米国で発表した。
「クロストレック ウィルダネス」は、2021年3月に発表した「アウトバック ウィルダネス」、2021年9月に発表した「フォレスター ウィルダネス」に続く、ウィルダネスシリーズ第三弾となるモデル。 「クロストレック」の都会からアウトドアシーンまで幅広く使えるクロスオーバーSUVという価値はそのままに、オフロード性能の高さを予感させるよりタフでラギッドなデザインを採用し、走破性や機能性を強化した。
エクステリアでは、専用のフロント&リヤバンパーやヘキサゴングリル、拡大したホイールアーチクラッディング、ヘキサンゴンモチーフLEDフォグランプなどを装備しているほか、アナダイズドイエローのアクセントやブラックカラードドアミラー、専用デザインのホイールがよりラギッドなイメージを強調。また外板色にはガイザーブルーをラインナップに追加した。
パワートレインには2.5リッター水平対向4気筒エンジンを搭載。レシオカバレージを拡大し、ファイナルギヤ比をローギヤ化したリニアトロニックを組み合わせることで、駆動力を高め登坂性能を向上させた。さらに、CVTの制御変更により、低速走行時や滑りやすい路面を走行する際の安定的なトラクションを確保し、走破性を向上したほか、空冷オイルクーラーを追加することで、標準モデルの約2倍の牽引能力を実現。
加えて、最低地上高は標準モデルからプラス0.6インチ（約15mm）の9.3インチ（約236mm）を確保。フロント&リヤショックアブソーバーの最適なチューニングや、不安定な路面でも高いグリップ力を発揮するオールテレーンタイヤを装備することでタイヤの接地性を高め、最低地上高を拡大しながらも安定した走行を実現している。
